常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

北窓からの風景

2013年03月19日 | 季節の便り

北窓の斜光

今年のように冬が長いと、朝日の斜光が北窓に射す日が待ち遠しい。

曇りの日や外泊が続いたりしていたが、今朝北窓のカーテンにゆらめく陽光を見た。

開けた窓の向こうを、早いスピードで日の出の紋様が広がっていった。

冬の頃は 向こうの山麓は早い時間に陽光が満ちて、こちらの住民たちはいつも羨望の眼差しを向けている。

風景を見ながら、日に出の時間が逆転して、もうこっちのものだと一人喝采した。

昨日 団体の役員慰労会があって、車に10分程乗る温泉に出かけた。

ここの蕗の薹、ナズナ、蓬、藪カンゾウ等の摘み草を素材にする女将の手料理は定評がある。

藪カンゾウは「トテコッコ」といって、以前はこの辺りで食する習慣はなかったが、最近になって山菜の仲間入りを果たした。

北窓の向こうの川岸は、茫々たる枯野であるが、間もなく摘み草の素材で溢れる季節になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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