朝から木々の葉裏が白く波打つように風が吹い、山の緑がざわめいている。
少しだけ青梅の収穫をした。
梅漬けは手数のかかる厄介な作業だから、最初から量を制限しておかないと梅に振り回されてしまうことになる。
紗羅の花が咲くと青梅収穫の適時期だと勝手に思い込んでいる。
少しだけ青梅の収穫をした。
梅漬けは手数のかかる厄介な作業だから、最初から量を制限しておかないと梅に振り回されてしまうことになる。
紗羅の花が咲くと青梅収穫の適時期だと勝手に思い込んでいる。
目に優しいといわれる緑も、梅雨空に繁って窓を覆うと憂鬱な色彩になる。
毎日変わり映えのしない朝と夕の空を眺めながら、北国の空一面に赤い絵具を撒き散らしたような夕焼に憧れたりしている。
雨の小さな波紋が広がる水辺 寺院の奥の灯明のように睡蓮が咲く。
毎日変わり映えのしない朝と夕の空を眺めながら、北国の空一面に赤い絵具を撒き散らしたような夕焼に憧れたりしている。
雨の小さな波紋が広がる水辺 寺院の奥の灯明のように睡蓮が咲く。