今年は、例年になくスイカがたくさん収穫できていて、しかも甘い・甘い! でも家族や身内だけでは食べきれなくなってきた。
ご近所さんにもと思ったが、スイカは切ってみないと熟度や甘さがわからない。丸ごと1個だと、「美味しいかどうか」を確認せず配ることになる。持っていく限り「美味しかった!」と喜んでもらい、「上手に作ってる!」と褒めてもらいたい。
そこで、面倒だが、大玉スイカを1個切るごとに我が味覚で確認してから、
「スイカ、作ってる? 今、切ったところなので切り身でよかったら」と電話
「スイカ、アライグマにやられるから作ってない」「作ったけど、不出来だった」に続き、「食べる・ほしい」、「貰いに行かよ」
「イヤ、持って行かしてもらうよ」
などの会話の後、ご近所さんに配っている。既に6軒に持っていった。
「おおきに!」で終わるのが普通だが、よほどスイカが嬉しかったのか、そのお返しにと、我が家にあるかどうかを確認してくれた上で、「金山寺味噌、バレンシャ・オレンジ、瓜、イチジク」など、家に置いてあったものを頂いてきた。近隣では、販売・出荷する農産物以外、たくさん収穫できればご近所に声掛けをする。貰う側も躊躇しない。それが、お互い様で当たり前だと思ってる人達が多いからこそ、その温かみが心地良い。