紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

田舎の何気ない畑のふれあい 82歳のおじいちゃんと。

2016年08月21日 | 田舎暮らし&家族

朝、畑に散水していると、隣の八朔畑で何やら人の気配。近寄ってみると、高枝バサミを使って背丈の何倍もある八朔の摘果をしている82歳のおじいちゃんが・・・ いつも、その達者ぶりに感心するばかり。

「暑いのに大変やのう」と畑に向かって田舎言葉で声をかけると、

作業を中断し近寄ってきて、「樹が大きくて日陰もあるので、遊びがてらに出てきた。家でゴロゴロしててもしゃーないし。でも、暑いさかい10時になったら帰るんや」という。

「そう言えば〇〇さんも、昨日、家の前を自転車で通るとき、暑いので9時までやと言って帰って行ったで」、「陽射しがきつすぎて、散水してるのに遅く植えたさつま芋の葉が灼けてきて・・・」というと、

「例年、こんなに陽射しがきついことはない。今年は特別や。雨も降らないし・・・」、

「隣の畑、半年間、放置しただけで背丈より高い草がボーボーや」

などなど、しばしの会話が続いた。しばらくしてから「喉を潤して」と自宅から冷えたスイカを2切れ持っていくと、「おおきに」と嬉しそうに受け取ってくれた。


さつま芋が悲鳴をあげている! 異常気象も自然の恵みなのか・・・

2016年08月21日 | 家庭園芸&直売所

7月13日に植えた約200本の2番苗のさつま芋。

植えた苗の葉がそのまま順調に育ったので、もう大丈夫と10日後に日除けネットをはずした。葉を養うほど根が十分に発育していないのはわかっていたが、例年だと夕方に散水しておけば葉が青々としたまま育ってくれていた。なのに、今年は厳しい暑さ続きで葉が灼け、黄色く変色し始めた。

灼けるような暑さと雨らしい雨がない状態が1カ月以上も続いていれば「しゃーないか」、これも自然の厳しさとあきらめるしかないか・・・ 今年のスイカは、自然に恵まれて1カ月以上もスイカ三昧できているんだし・・・ と落ち込んだ気分を和らげるしかない。

一方、7月23日に植えた約80本の2番苗のさつま芋。日除けネットを外さずに育ててみた。約1カ月経った今、植えた苗の葉が生き生きし育っている。

ここからが、勝手気ままな家庭園芸。①葉の変色が多い苗を放置しておいたら芋の出来ばえはどうなるのか、②変色し始めた苗に、再び日除けネットしたら収量は変わるのか、③7/23に植えてから日除けネットしたままの芋と収量がどう違うのかなど、収穫量にどう影響するのか結末をみてみたくなったので、変色し始めた苗の2/3にだけ日除けネットをかけてみた。

<写真:7/13に植えた苗の日除けネットを10日後に外した直後。葉が生き生きしていた>

<写真:暑さで灼けて葉が変色し始めた。2/3だけ、再び日除けネットを張った>

<写真:7/23に植えた苗。日除けネットしたままにしておいたら葉が生き生きしている>