紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

今年の「有田みかん」 どうなるのやろ・・・

2016年08月22日 | 家庭園芸&直売所

いつも何気なく車で走っている道路、今日、なぜか葉の色が薄くなったミカン園が多いことに気づいてビックリ。途中、畑を借りて家庭菜園を頑張っている知人が、この猛暑の中、散水していたので、車を止め声をかけ日陰に移動して立ち話。

「アッチコッチのミカンの樹、葉の色が悪いなあ」と言うと、

近隣の農家に聞いたらしく、知人曰く「みかん農家も大変みたいやで。葉どころか実も傷んだりしているらしいで。上っ面だけの散水だと根が上がってきて、逆効果らしい。時間をかけて、ゆっくり地面に滲み込ませなアカンみたいやから大変や。道楽の家庭園芸と違って、彼らは生活がかかってるし・・・」

雨らしい雨が降らない上に猛暑というダブルパンチが1カ月以上も続いている今、十分な散水が行き届いていない園が多くなっている。じっくりと時間をかけて水を地面に滲み込ませないといけないので、スプリンクラーの設備や井戸設備がない園だと作業負担も半端ない。

我が地域のブランド「有田みかん」、今年の収穫が心配になってきた。ミカン農家、頑張れ!

樹木の本数が少ない我が家の家庭園芸、井戸水を使って「ホース」や「簡易スプリンクラー」でたっぷりと放水をしているので、美味しい果実ができるかどうかは別にして、樹木の勢いだけはいい。

<写真:紅八朔の若木。勢いが良く、どんどん新芽が育っている>