朝7時より、地域の「子ども会」と「青春クラブ」が一緒になって公民館大清掃をした。
室内の畳拭き・窓ふき・廊下清掃・便所掃除・台所掃除などは、主婦の皆さんが模範となって小学校高学年の児童と一緒になって行い、室外は男性達が庭木をバリカンや鋏みで剪定し、剪定した枝を低学年の児童が集めてゴミ袋に入れたりと協力して行う。
一緒の作業をしていれば、つい大人達は「君は、どこの家の子ども?」と聞く。そこから、「おとうさん・おかあさん、今日は仕事?」「おじいちゃん・おばあちゃんは、元気?」などと、話が深入りして聞くことも。子ども達も素直に返答してくれる。そんな会話がきっかけで、児童から「オバチャン・オイヤン、これどうすんの?」など、作業のわからないことを遠慮なく聞いてくる。
作業が終われば、全員に「飲み物とパン」を配るのも恒例になっている。食料調達は子ども会・青春クラブの各役員、費用負担は自治会でという取り決め。朝7時過ぎなので、スーパーの開店時間やパンの調達に心配したが、店に並べる前の搬入直後のパンが手に入った。支給できなかったら、田舎特有の「ボロクソ」の冷やかしに晒されたかも。
時折、消防車が「子どもを守りましょう。子どもに声をかけましょう」と放送しながら巡回している。でも、「知らないオジサン・オバサン」に声をかけられたら、逆に児童は不審そうな反応をするだけ。今回の公民館清掃は、「ボランティア活動」というだけでなく「児童と大人のふれあいの場・顔合わせの場」にもなってる。