自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

冬,“虫の目”でとらえた虫たち ~ツチイナゴ(続)~

2019-01-11 | 昆虫

前回,アスファルト面に出て来たツチイナゴをそのままご紹介しました。しかし,すんでいるところは草の間なので,アスファルトでは気の毒と思い,改めて元の場所で撮り直すことに。

からだを見ると,翅が相当傷んでいます。なにかに襲われそうになったのでしょうか。

 

動きはしっかりしたものです。枯れ草の上に移動。

 

ときにはぴょんと飛んで移動。複眼が機能しているようで,レンズの動きに合わせてピクンと反応します。 

 

後ろから撮ると,ツチイナゴの目線と自分のそれとが重なった気持ちになります。これがこの種のレンズのおもしろさ。

 

一本立ちした枯れ草に登って行きました。天まで続いているような。この遠近感,いいなあ。

 

この調子だと,元気に冬を越すでしょう。