前回,アスファルト面に出て来たツチイナゴをそのままご紹介しました。しかし,すんでいるところは草の間なので,アスファルトでは気の毒と思い,改めて元の場所で撮り直すことに。
からだを見ると,翅が相当傷んでいます。なにかに襲われそうになったのでしょうか。
動きはしっかりしたものです。枯れ草の上に移動。
ときにはぴょんと飛んで移動。複眼が機能しているようで,レンズの動きに合わせてピクンと反応します。
後ろから撮ると,ツチイナゴの目線と自分のそれとが重なった気持ちになります。これがこの種のレンズのおもしろさ。
一本立ちした枯れ草に登って行きました。天まで続いているような。この遠近感,いいなあ。
この調子だと,元気に冬を越すでしょう。