自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

「今年も……」

2019-01-01 | 随想

新しい年が明けました。2019年,平成から次の元号に変わる今年,皆様方にとって幸せな一年になりますように。このブログ,引き続きよろしくお願い申し上げます。

例年どおり地元の氏神様をお祀りする神社に初詣。背景の白さは霧です。

 

一昨年の巨大台風によって倒壊した本殿は整理され,今は更地。再建計画が進まない中,わずかに残る社と鐘楼に詣でました。

 

初日の出は相当な時間遅れで雲の間から。それも自宅前の川辺で。雲の間から覗く日になんとも言えぬ神々しさを感じました。

 

今年も昨年に続いて,やることが山積しています。一先ず区切りがついてバトンを渡すものが二つ。新たにバトンを受ける予定のものが一つ。これは地域とのつながりで,避けて通れないもの。できるときにやっておかないと,それこそ申し訳ないという気持ちでいつもいるものですから,バトンを引き継いだ以上きっちり向き合っていこうと思っています。

その他,仕事ではミュージアムが抱える課題に向けた取組,個人的には昆虫生態に迫る数々のチャレンジなどいろいろあります。為すことがあるというのは,マア,この歳では生きがいでもあります。ありがたいことだと感じています。

為すことがあると,本ブログ記事が途切れずに続きます。書くおもしろさは,思いや考えを整理できるところにあります。分かち合える人があれば,書く勢いを失うことはありません。ささやかでも観察をとおして新たな情報に巡り合えると思うだけで,ドキドキ感を増幅してくれます。書きとめるたのしさを思うだけで,今のこころの健康をずっと保ち続けようと前向きになれます。

 

ふれ合いはよいものです。求めるものがある限り,出合い・出会いはよいものです。それが縁につながる場合があります。縁は与え合える関係に高まる可能性があります。与え合いには強い刺激があります。そこには学びがあります。学び続けるこころを見失うことなく歩んでいきたいです。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 


ヒメアカタテハの幼虫,その後(10)

2019-01-01 | 昆虫

12月26日(水)。早朝。見ると,前蛹になって,ネットからぶら下がっています。さあ,いつ蛹化するのでしょう。わくわくですね。

 

昼過ぎ。動きはあるのですが,蛹化への道のりは暖かい季節と比べると遅々とした感じです。「どうしてこんなに遅いの?」と思うほどなのです。

 

この日の夜は,1時間おきに起きて確認。その間,すこしは動きがあるものの蛹化に向けた動きは見られそうにありません。

12月27日(木)。結局,朝を迎えました。そして,正午が過ぎました。午後2時。たぶん垂れ下がった状態は30時間以上は軽く経っているはず。

 

こうなると,「しっかり見届けなくちゃ!」という強い思いが湧き上がって来ます。