1月14日(月)。暖かな日でした。最高気温12.0℃。昼過ぎに見ると,花の中にツマグロキンバエが。鼻先を近づけると,わずかに芳香が漂ってきます。ハエは嗅覚で生活しているといってもよい昆虫。遠くから嗅ぎ分けて訪れているのです。
1月15日(火)。寒い一日となりました。雨が降りました。もちろん,昆虫の姿を見かけることはなし。下写真は雨が上がったときのもの。花から香りがしてくるような。
1月20日(日)。午前中雨模様。午後,晴れたり曇ったり。ロウバイに付いた水滴は一日乾きませんでした。
日が差したとき,昆虫の姿を見かけました。まずは,ツマグロキンバエ。このハエは気温に対する適応性がすぐれているように見えます。種としての生き残りは太鼓判を押せそう。わたしの視野には,一度に4匹も入って来ました。
まずはメスです。花の奥に入って行きました。
中の様子は花弁が視界を遮るのでなかなか撮れません。口吻が撮れたら申し分なし,なのですが。
出て来たとき,日がからだを照らしました。
この花ではオスが摂食中。姿からは送受粉者としてのはたらきが見えます。
拡大写真及び他の昆虫については次回以降に回します。