自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

チューリップの採種,再チャレンジ(続)

2019-04-20 | 植物

久しぶりにこのタイトルの続編を書きます。

春になって,プランターのチューリップが咲きかけました。いよいよ人工授粉をするときがやって来たのです。今回はきっちりやらなくてはという気持ちです。

 

 

柱頭に花粉を付けていきます。付け方はじつに適当に。ただ,植物は原則的に近親交配を避けようとするので,花弁が異なる花同士の交配を心掛けました。

 

 

チューリップの花は一斉に咲かず,生長差があって開花時期がずれます。それで息長く授粉を繰り返します。

 

あとは花粉管が伸びて受精が成り,子房が膨らむのを待つばかり。

 


ギフチョウ、孵化へ(1)

2019-04-20 | 昆虫

4月15日(月)。今春は例年になく寒い日が繰り返し訪れたので,サクラの開花期間が長く,ギフチョウも羽化が遅め。飼育ドームで今日観察した卵の様子をアップしておきます。卵はカンアオイの葉の裏側に複数産み付けられています。

 

まだまだ孵化しそうにありません。

 

ご覧のとおりです。 

 

 

とにかく卵はいつもかためて産み付けられます。

 

 

稀に歯の表側にも産み付けられることがあります。これは,葉が垂直に立っている場合で,チョウが表なのか裏なのか区別がつかなかったからでしょう。