自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ウリキンウワバの成長(1)

2019-04-09 | 昆虫

3月30日(土)。ウリキンウワバの幼虫は誕生後二日目の朝。この先どこまで見届けられるかわかりませんが,成長ぶりを追ってみようと思います。

腹脚の力の,なんと強いこと!

 

ガの幼虫らしい風景。尺を取って歩いていました。体長は10mmほどでしょうか。葉を食べているので,からだの内部が葉の色を帯びています。

 

夜。できるだけアップで撮りました。肛門付近の,濃い緑は間もなく排泄されるウンコと思われます。

 

 

なお,もう一個体については探したのですが,今のところ見当たらないままです。

 


マツの幹に生えるヒトクチタケ

2019-04-09 | 植物

N公園にて。

このとき,初めてわたしはヒトクチタケというきのこを見ました。枯れたマツが立つ,その脇道を通りかかったとき,妙なものが付いているのです。近づいて確かめると,上半分が光沢のある茶褐色のきのこだとわかりました。それがいくつか幹から出ています。

 

見上げると,こんなふうです。

 

一つの幹だけでなく,他の幹からも。それらに共通しているのはマツがすっかり枯れているという点。

 

とてもツヤのある表面です。

 

仕事場に戻って調べてみると,名はヒトクチタケで,枯れたマツに生えてくることで知られているといいます。見たときはそれ以上確かめなかったのですが,やがて穴が開いて,中を昆虫がすみかにするらしいのです。まだ穴が開いていたようには思えませんでした。それに臭いが強烈だそうです。

そうした特徴を確かめて,自分にとっての知に高めてみようと思います。続きは後日に。