自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヒオドシチョウ,我が家での出合い

2019-06-13 | 昆虫

いつでもカメラで撮影できるように,わたしは腰にカメラを携行しています。それが功を奏することがよくあります。

つい先日の話。起きて玄関前に出たら,ふいにチョウが舞い上がりました。一瞬のことであり,濃い色だなあという第一印象を抱いたものの,同定するまでには至りませんでした。ふつう見かけるチョウとも色合いが違っているように見えたのは確か。

幸い,チョウは近くに舞い降りたようです。そこは木の影で直接見ることはできません。そっとその方に近づいて行くと,わたしの気配に驚いたようでまた舞い上がりました。失敗! と思っていると,近くに置いているテーブルの上に降りました。ありがたい,ありがたい。

 

 

遠くから見ると,タテハチョウのなかまですが,確かにふつうのタテハと異なっています。わたしはとても慎重に近寄って行きました。それはヒオドシチョウでした。なんともめずらしいチョウが我が家を訪れてくれたものです。

もっと近寄ろうとしたとき,ヒオドシチョウはパッと舞い上がりました。そうして,離れたところに飛び去りました。その飛翔のしかたはふわふわっ,ふわふわっという感じです。つまり,イチ,ニィ,うん,イチ,ニィ,うん,と三拍子ふうでした。下写真を撮った瞬間,その場を離れたのでした。

 

 

さて,もしカメラを携行していなかったら,たぶん,この写真は撮れていなかったのではないかと思います。携行する心掛けがチャンスをもたらしてくれるように思うのです。こうする理由は,携行しなかったために何度となくビッグチャンスを逃した苦い経験によります。

 


ジャコウアゲハ観察記(その383)

2019-06-13 | ジャコウアゲハ

アゲハの庭園にて。

カラムシの葉でアカタテハの卵を観察中,茎にジャコウアゲハの前蛹が付いているのを発見。

 

まだ前蛹になって間もないようで,指を触れると臭角を出しました。

 

上写真から24時間以上経過。からだがほっそりして来ました。まだからだに動きは見られません。

 

こうなったら,蛹化を見届けたいですね。