自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

チューリップの採種,再チャレンジ(しめくくり編)

2019-06-29 | 植物

なんとしてでも種子を得たくて,とうとうここまで来ました。いくつかの子房が確かに実にまでなり,実の中に充実した種子がほんのすこしできました。

発芽には至らない頼りない種子はたくさん採れましたが,発芽につながる種子はそう多くはありませんでした。こうなった理由は,子房が膨らむときに,それに合った肥料を与えなくてはならないのに,それが不十分だったからと思われます。施肥はしたものの,効果的な成分がすくなかったのでしょう。

下写真はごちゃ混ぜ状態の種子です。

 

次は選別して除外した種子です。

 

下写真は残した種子です。扁平なかたちを保っている種のうち,胚芽が認められ,ある程度厚みのあるものを選びました。100粒ほどでしょう。

 

せっかくなので,このうちいくつかは冷蔵庫に入れて冬環境を疑似体験させようと思います。最低一カ月は低温下に置き,その後,播種するのです。この作戦は,昔々自分で試みて大成功した策です。秋になって冷蔵庫から出せば,「春が来た!」と勘違いすること間違いなし。ただし,発芽してもそのままでは越冬できないのですこし試みる程度にとどめます。

残りの大多数の種子は,自然のままの気候下に置き来春早々に蒔くことにします。

 


仲間と淡路の旅(名風景編)

2019-06-29 | 旅行

高校時代から親しく付き合っているとくべつななかまが,わたしを入れて7人。内2人は関東地方に住んでいます。このグループで旅行に行こうという話になって,この程淡路島に出かけてきました。

7人がこうして出かけるのは高校卒業以来で,話に花が咲くやら。関東の一人は,高校卒業直後に行った一泊旅行のときのスナップ写真を持って来てプレゼントしてくれました。この写真がまた,なんとも懐かしくって。

さて,こうした話はまったく私的な内容なので割愛。それより名風景をどうぞ。一日目,鳴門渦潮観潮船に乗船し,渦潮を見ました。

薄雲が空を覆う午後。鳴門大橋が見えて来ました。橋の向こうが瀬戸内(播磨灘),こちらが太平洋。潮は向こうからこちらに流れる時間帯でした。

 

 

橋の下辺りに来ると,流れがはっきり感じられました。

 

 

流れが渦をつくっています。 

 

 

潮の流れの関係で,期待したほどの規模ではないものの,渦がくっきり。潮は右から左に流れています。向こうに見える陸地は四国。 

 

 

白波は潮の流れを物語っています。まるで川ですね。

 

 

マア見応えはあった方でしょう。一カ月前はこれを飛行機からかすかに見,今回は目の前で見ました。こころに残る景色になりました。