自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヒカゲチョウの産卵

2020-07-06 | 昆虫

7月5日(日)。午後4時。地元神社の鎮守の森にて。役員が集まって草刈り作業をしました。森はヒノキが成長し,その一部はササが一面に茂っています。当たり前ながら薄暗い環境です。

 

草を刈っていると,前の方にヒカゲチョウがやって来て産卵をした様子。ちょっと見ていると,場所を変えてまた産卵。それを繰り返しました。

 

慌ててその辺りのササを採集。確認すると,茎部分に卵が一粒! 純白です。

 

もう一カ所ササを採集したのですが,作業中なのであとで確認することに。作業後は打ち合わせを兼ねた一杯飲み会。

7月6日(月)。採集していたササを調べると,葉裏に卵が一粒。これで卵が二つになりました。継続して変化を追ってみます。

 

葉が乾燥して卵が落ちそう。ていねいに取り扱わなくては。

 


コメツキムシの幼虫

2020-07-06 | 昆虫

畑を耕していると,ときどき見かけるのがコメツキムシの幼虫です。土の中にいるほか,ジャガイモに開けた穴から出て来ることもあります。

つい先日は,土の中から出て来ました。数は四匹。

 

動きのなんと速いこと! なんだか止まることを知らないような。

 

指に載せると,すぐ指の隙間に入ろうとしました。元に戻しても,やっぱり隙間に向かうのです。これはまさにいのちを守る行動なのでしょう。

 

農家では"ハリガネムシ"と別称しているようで,農作物に食害を与える困った昆虫として知られています。