自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ニジュウヤホシテントウの産卵

2020-07-25 | 昆虫

7月2日(木)。ナスの葉の裏にニジュウヤホシテントウがいました。このテントウムシはナス科の害虫で,我が家の畑でも害を受け続けています。そこで何をしていたのかというと,卵を産んでいたのです。このテントウムシが産卵するのを見たのは初めてです。

 

孵化するのを直接観察したのはずっと前。それで,久しぶりに画像記録をしてみようと思いました。色・かたちともナナホシテントウの卵とそっくり。

 

それにしても,一匹からこんなふうにして多くの子どもが生まれると,野菜の被害はたいへんなはずです。

7月4日(土)。早朝。昨夜来の雨で葉裏の卵にも雨粒が。変化は見えず。

 

7月5日(日)。まだまだですね。

 


ヒカゲチョウの成長(1)

2020-07-25 | 昆虫

今回からタイトルを「ヒカゲチョウの成長」とし,成長を追えるところまで記録してみようと思います。

7月17日(金)。いつの間にか2齢になっています。頭部と腹端の様子がガラッと変化。頭部に突起が二つ。腹端にも二つの突起が。さらに,腹端の後ろにあるもの,それは脱皮で脱いだ皮でしょう。

 

皮だけを接写すると……。毛が付いています。頭部の皮と思われるものが右端にあります。たぶん,脱皮してあまり時間が経っていないのでしょう。いずれ,頭部の色が変化してくるにちがいありません。

 

体長は5.5mm。

 

前方から見ました。

 

近寄ると突起の様子がよくわかります。

 


異変! アゲハの卵(ついに)

2020-07-25 | アゲハ(ナミアゲハ)

7月20日(月)。観察せず。

7月21日(火)。大異変。ついに羽化! 卵殻に穴がぽっかり。穴の傍に長細い殻が二つ。卵の中にはハチは見当たらず。

 

容器を調べてみました。すると,ごくごく小さなハチの死体が一つ。これが卵から出て来た主でしょう。どうやら,アオムシコバチのなかまのようです。予想していたキイロタマゴバチではありませんでした。

 

写真に収めました。単眼が見えます。

 

長さを測りました。体長1.0mm!  穴の傍にあった細長い殻は,もしかして触覚を包んでいた?

 

20日に観察・撮影していなかったのが悔やまれます。それでも,なんとか正体が突き止められたのはラッキーでした。異変発見から22日が経過!