自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

スカシヒメヘリカメムシの卵

2020-07-20 | カメムシ類

ノゲシの花が咲いています。萎んだ花を見ていて,総苞にごく小さな卵のような塊があるのを発見。コンデジを使い接写モードで覗くと,どうやらカメムシの卵のよう。あとで調べてわかったのですが,正体はどうやらスカシヒメヘリカメムシが産み付けたものらしいです。

 

撮影していてびっくりしたのが,寄生バチがいたこと。寄生バチとしてはカメムシタマゴトビコバチがよく知られているようで,もしかするとこれの正体もそれなのかもしれません。

 

夕方見ると,総苞片がすっかり反り返って卵が見えなくなっていました。

 

翌々日のこと。枯れかけた花は雨の影響を受けたのか,元のかたちに戻っていて卵がよく見えていました。そして,それを見てびっくり。すでに孵化が始まっていたのです。

 

            (つづく)

 


ヒカゲチョウの産卵( そうしてそうして) ~ウンコ①~

2020-07-20 | 昆虫

7月11日(土)。深夜。幼虫を入れた容器にタケの葉を一枚入れていたら,さっそく食痕ができていました。

 

幼虫のからだを見ると,緑色っぽくなっています。明らかに摂食物による変化でしょう。

 

撮影していると,肛門から吻が排せつされました。まず腹端をぴょこんと上げたかと思うと……。

 

さっさとウンコは落下。この偶然のみごとさ! ラッキーというか。

 

7月12日(日)。朝。飼育容器を見ると,糞がかたまって落ちていました。よく食べて頻繁に排せつするようです。

 

ウンコはもちろん緑色。