翌朝のこと。残った卵2つの様子を見ると,ひとつが孵化済み。幼虫はもう葉の裏側にいました。
残るはたったひとつ。これはまだからだが見えないので,孵化はしばらく先になります。孵化済みの卵とはずいぶん産付日がずれています。ということはクロメンガタスズメの成虫は度々ここを訪れているということでしょう。
線条模様が見えます。しかし,これまでのように窪みができていません。
24時間後。体節ができています。よく見ていると,わずかながら動きました。
反対側から見ると,頭部がくっきり。卵に窪みができていないのは,頭部が上側にあるからだとわかります。
「こうなると,変化を見逃したくない!」。