ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

伊豆沼/蕪栗沼紀行2020年11月 その4 ハクガン シジュウカラガン カリガネ ヒシクイ マガン カワアイサ オオハクチョウ等

2021-01-04 | 東北地方

伊豆沼の日の出と塒立ち 

明けましておめでとうございます。コロナが早く終息することを願って、本年もよろしくお願いいたします。
11月30日伊豆沼、蕪栗沼、登米市、大崎市:29日の塒入り時には空が段々晴れて来たので、30日の塒立ちは綺麗な朝焼けを期待しましたが、外に出てみると何と雨がぱらついています。伊豆沼に着く頃には止んでいましたが、東の空は雲に覆われています。今日もダメかと思っていましたが、地平線付近には切れ目があり、僅かながらも朝焼けが見えます。伊豆沼にはYBの御一行と数人のギャラリーと少なくやっぱり月曜日ですね。僅かな朝焼けと共に徐々にガン達が近づいて来て、塒立ちが始まります。
朝焼け部分を拡大してみました。
そして日の出、湖面に金色の筋が現れます。手前をハクチョウが優雅に横切っていますね。
段々と飛び立つ数が増えて来て、壮大な塒立ちです。目の前を凄い数のガン達が通過して行きます。凄い数が上空を通過するせいか、うんの良い事に上空から落とし物を受け取ってしまいました😓
オオハクチョウも家族単位で、飛び立って行きます。
ほとんどのガン達が飛び立って行きましたが、明るくなった沼に留まってみました。すると沼の一角にガン達の集団があり、近付いてみるとヒシクイの群れでした。どこからか更にヒシクイが飛んで来ます。ここのヒシクイは、終日沼で過ごしているのでしょうか。
沼の反対側の田んぼを見るとマガンの集団が降り立っていましたが、一斉に飛び立ちます。バックには東北新幹線と神室山地でしょうか、雪をいただいた山が見えます。
伊豆沼を後にし、先ずは近くのカリガネのポイントに寄ってみました。難なくカリガネは見つかりましたが、光の条件が今一つ、綺麗な順光のマガンを写真に収めて、蕪栗沼に移動、昼間の沼の様子を見ることにしました。
蕪栗沼に着く直前、水路にカワアイサ♂を発見。
午前10時ごろに蕪栗沼に到着しました。こんな時間でも結構ガン達が飛び交っています。昼間は田んぼに出掛けて、沼にはいないのかと思っていましたが、そんな事はないんですね。蕪栗沼からは北側に雪を頂いた栗駒山や西側に神室山地が見えます。それらをバックにして飛び交うガンを撮ることにしました。綺麗な三角形の山(神室山地の火打山でしょうか)をバックにしました。
こちらは少し雲に覆われている栗駒山をバックに。
沼にはマガン達が次々降り立ちますが、すぐに飛び立ちます。何しに寄っているでしょうね。
またまた栗駒山をバックに。
今度は神室山地をバックに。
こちらは栗駒山かな?雲が出て来ています。
蕪栗沼を後にして、教えていただいた伊豆沼北側のハクガンのポイントに移動、今季は13羽確認されたそうですが、昨日は空振り。正午前にやってくるそうですが、ポイントに着いたのは昼過ぎ。田んぼを見渡すと白い鳥はオオハクチョウばかり、やっぱりダメかと諦めかけましたが、マガンの群れの中に白い鳥。ハクチョウかと思いましたが、よく見ると小さい。近づいてみるとハクガンでした。1羽だけでしたが、成鳥のようで、やっと出会う事が出来ました。
日が陰って来たので、近くのカリガネのポイントを再訪、ちゃんと見つかりました。ほんとにカリガネはここが好きですね。なんで何でしょうね。
中野さんにハクガンを報告すると、蕪栗沼近くでシジュウカラガンがいるとの事。早速寄ってみました。1羽だけポツンといましたが、近いです。シジュウカラガンは黒と白の色合いが綺麗ですね。顔も可愛いらしくて良いです。
ノスリもいました。田んぼで休んでいるのでしょうか。他の猛禽類としては、コチョウゲンボウを何度か見かけましたが、写真には至らず。道のすぐ側でしたが、車の窓を開けるとすぐに飛ばれてしまいました。残念。
シジュウカラガンの群れもちゃんと居ました。
最後のポイントとして、14時半近くに田尻の冬水たんぼに寄ってみましたが、今回は、シジュウカラガンの姿は見えずマガンが飛び交っていました。落とし物が写っていますね。
降りてくるのはマガンばっかりでした。

以上で伊豆沼/蕪栗沼の遠征は終了です。

4回にわたって、伊豆沼/蕪栗沼遠征をご覧頂きありがとうございます。次回はMFの狭山にやってきたルリビタキをアップする予定です。今季はモミジがたくさん植わっている場所を運よくルリビタキ♂がテリトリーにしたようで、ルリ&モミのコラボがしっかり撮れました。


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