ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

五島列島福江島紀行 その2 福江島 ハチクマ アカハラダカ

2022-11-09 | 九州
海に向かって飛ぶハチクマ 2022年9月25日 長崎県福江島大瀬崎

9月25日早朝の大瀬崎展望台、まだ薄暗いうちから大瀬崎の展望台はバーダーでごった返しています。日の出と共に何とかタカの姿が見える様になった午前6時半頃に横切るタカの姿が見えたので、シャッターを切ると写っていたのはサシバ!ここではほとんど出ない種が記念すべき福江島での第一号となりました。
この時間はまだ大瀬崎周辺で一夜を過ごしていたものが飛び立っている様です。サシバの後はハチクマばかり。しかし、ハチクマは個体間の模様が千差万別なので、飽きが来ません。羽が揃って、嘴の根元が黄色いのが幼鳥、多くは換羽中で、虹彩の黄色いのが♀成鳥、虹彩が黒く、尾羽に太い横縞があれば♂成鳥です。
早朝ならではの朝焼けの中に浮かんだハチクマです。
大瀬崎は見下ろす様にハチクマが飛ぶので、バックの景観も写し込みます。海に切り立った断崖バックに。
眼下の森をバックに。
朝日の横からの光で逆光気味に羽が浮き立って見えて、好きなシーンです。自分では中々いい感じと思うので、同じ個体の飛翔シーンが9枚続きます。右に左に旋回して上昇して行きます。
午前7時ごろからハチクマの数が減って、どうしたのかなと思っていると北側の遠くの山の上にタカ柱が見える様になりました。そして、7時50分ごろ北側の海上にもタカ柱がみられる様になりました。早朝に出発したハチクマ達が到着し始めた様です。
大瀬崎の周りにも少しづつ飛ぶハチクマが増えて来ました。
上空に小さな鷹が出現、アカハラダカでした。これは♀成鳥の様です。
数としては3、4羽でしたが、何日か前に大瀬崎では珍しい1,000羽単位のアカハラダカが飛んだそうです。強い東風が吹いて流されて来たのではないかとの事です。
午前8時半ごろ、展望台の周りでもタカ柱が見える様になりました。こんな数のハチクマを一度に見たのは初めての事です。やはり大瀬崎は凄い!
すれ違ったり‥‥
シンクロして飛んだり、楽しませてくれます。
頭の上にハチクマのタカ柱!初めての光景にシャッターを押しまくってしまいました。噂に違わぬ凄い所でした。何十年と通われる常連さんがいらっしゃるのも肯けます。また、皆さん親切に教えていただけるので、助かりました。有り難う御座います。

次回もこの続きと思ったのですが、延々ハチクマが続いてもどうかな?と思って間に近隣でのものを入れることにしました。そこで、次回は地元岡山県でのエゾビタキとハチクマをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。


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