今朝も立派な霜柱を発見
ちと調べてみました
「霜柱」は,夜間に地表面が冷やされることによって,地中の水分が地表面に向かって移動し(温度勾配,毛細管現象),移動してきた水分が氷点下の地表面で凍り付く現象が繰り返されることによって生じます。ちなみに,よく一緒に紹介される「霜」は,大気中の水蒸気が冷やされ飽和状態になり,地物上で凍結することにより生じるものですので,「霜柱」とは全く別の現象です。条件さえ整えば,10cmに達することもあるそうで,特に火山灰土壌が多い関東地方では,大きく発達しやすいそうです。
冬の風物詩といわれ,神秘的にも感じる霜や霜柱ですが,農家にとっては農作物に被害を及ぼす厄介者。特に晩春から初夏にかけて降りる遅霜は,甚大な被害を及ぼします(「霜注意報」が発表されるのはそのため)。ただ,最近では,温暖化の影響や,露出した地面の減少などで,霜や霜柱を見かけることも随分減ったような気がします。
追記:
シモバシラっていう植物もあるみたいです。秋に花をつけるシソ科の植物で,名前の由来は,枯れた茎の維管束が,霜柱と似た原理よって凍り付き,美しい花のようになることからだそうです。一度見てみたいものです(^^)
→ シモバシラ(植物)
→ 霜・霜柱(松江地方気象台:天気の部屋)
ちと調べてみました
「霜柱」は,夜間に地表面が冷やされることによって,地中の水分が地表面に向かって移動し(温度勾配,毛細管現象),移動してきた水分が氷点下の地表面で凍り付く現象が繰り返されることによって生じます。ちなみに,よく一緒に紹介される「霜」は,大気中の水蒸気が冷やされ飽和状態になり,地物上で凍結することにより生じるものですので,「霜柱」とは全く別の現象です。条件さえ整えば,10cmに達することもあるそうで,特に火山灰土壌が多い関東地方では,大きく発達しやすいそうです。
冬の風物詩といわれ,神秘的にも感じる霜や霜柱ですが,農家にとっては農作物に被害を及ぼす厄介者。特に晩春から初夏にかけて降りる遅霜は,甚大な被害を及ぼします(「霜注意報」が発表されるのはそのため)。ただ,最近では,温暖化の影響や,露出した地面の減少などで,霜や霜柱を見かけることも随分減ったような気がします。
追記:
シモバシラっていう植物もあるみたいです。秋に花をつけるシソ科の植物で,名前の由来は,枯れた茎の維管束が,霜柱と似た原理よって凍り付き,美しい花のようになることからだそうです。一度見てみたいものです(^^)
→ シモバシラ(植物)
→ 霜・霜柱(松江地方気象台:天気の部屋)