夏も近づく八十八夜・・・
という訳で新茶の季節です。八十八夜は立春から数えて八十八日目,二十四節気などは中国から伝わったものですが,こちらは日本で独自に設けられた雑節の一つ,遅霜が降りるのはこの日まで(八十八夜までは遅霜に注意)など,農業と関わりの深い暦ですが,有名なのは上記の歌「茶摘み」の一節。
今年も最初の新茶は鹿児島県産の「ゆたかみどり」,深蒸しのほんのりとした苦みと新茶の甘みの組み合わせが初夏を感じさせてくれます。
ちなみにこのお茶が届いたのは4月25日だったのですが,別のお店で注文していたお遣い物のお茶が届いたのもこの日,お店で初めて新茶を見かけたのもこの日・・。
あらためて,お茶って,葉っぱなんだなぁ~(芽吹く時期は一緒)と思った次第です。この点は,茶の品種開発において大きな課題の一つだったりします。市場で出回る茶の大部分が「やぶきた」,挿し木で増やすことが多く,同じ遺伝子の同じ品種が同じ場所に植わっていれば,同じ時期に芽吹くのは当然。こうなると,同じ時期に茶摘みをして,同じ時期に製茶をしなくてはいけなくなる訳で,労力的にも施設的にも制約が多くなってしまうという訳です。
ですので,時期をずらすことが出来る早生や晩生でやぶきたと並ぶような品種の開発が急務という訳です。
という訳で新茶の季節です。八十八夜は立春から数えて八十八日目,二十四節気などは中国から伝わったものですが,こちらは日本で独自に設けられた雑節の一つ,遅霜が降りるのはこの日まで(八十八夜までは遅霜に注意)など,農業と関わりの深い暦ですが,有名なのは上記の歌「茶摘み」の一節。
今年も最初の新茶は鹿児島県産の「ゆたかみどり」,深蒸しのほんのりとした苦みと新茶の甘みの組み合わせが初夏を感じさせてくれます。
ちなみにこのお茶が届いたのは4月25日だったのですが,別のお店で注文していたお遣い物のお茶が届いたのもこの日,お店で初めて新茶を見かけたのもこの日・・。
あらためて,お茶って,葉っぱなんだなぁ~(芽吹く時期は一緒)と思った次第です。この点は,茶の品種開発において大きな課題の一つだったりします。市場で出回る茶の大部分が「やぶきた」,挿し木で増やすことが多く,同じ遺伝子の同じ品種が同じ場所に植わっていれば,同じ時期に芽吹くのは当然。こうなると,同じ時期に茶摘みをして,同じ時期に製茶をしなくてはいけなくなる訳で,労力的にも施設的にも制約が多くなってしまうという訳です。
ですので,時期をずらすことが出来る早生や晩生でやぶきたと並ぶような品種の開発が急務という訳です。