ツユクサのことは,この記事でもちょっと触れたのですが,万葉人が憧れ,儚さ,うつろいやすさを感じたツユクサの青,もう少しじっくり見てみたいと思って,ちょっと実験を試みてみました(笑)
まずは,職場までの途中の田んぼの畔に生えていたツユクサを,数本摘み取ってきました。
その上で花弁を集めて絞ってみたのがこの写真です。鮮やかな青がとっても印象的です。
ツユクサの青はアントシアニン系の化合物らしいですが,人工的な色でもこの青はなかなか無いのでは?と思うぐらい鮮やかです。
ただ,この青は退色しやすい上に水溶性,数日経過するとご覧の通り少し退色(思ったより自然な退色は少なかった感じ)し,水に通すとすっかり・・・。
手に入れることの出来ない青,うつろいやすい青,という訳です。
ただ,この性質(鮮やかな色だが,水溶性で退色しやすい性質)は,染物などの下絵描きなどには重宝されているようです。
まずは,職場までの途中の田んぼの畔に生えていたツユクサを,数本摘み取ってきました。
その上で花弁を集めて絞ってみたのがこの写真です。鮮やかな青がとっても印象的です。
ツユクサの青はアントシアニン系の化合物らしいですが,人工的な色でもこの青はなかなか無いのでは?と思うぐらい鮮やかです。
ただ,この青は退色しやすい上に水溶性,数日経過するとご覧の通り少し退色(思ったより自然な退色は少なかった感じ)し,水に通すとすっかり・・・。
手に入れることの出来ない青,うつろいやすい青,という訳です。
ただ,この性質(鮮やかな色だが,水溶性で退色しやすい性質)は,染物などの下絵描きなどには重宝されているようです。
実験するところが、hideharuさんらしいですね。
山崎青樹さんの本によると、色液を酸性にして75℃に熱してから染め、
錫酸ナトリウムとクエン酸で媒染するという方法があるそうですが
これも日光堅牢度は低いようです。
もっとも、儚いからいっそう魅かれるというのが
植物の色の魔力かもしれませんね(←その魔力に取り憑かれたひとり・笑)
でもすぐにこう色落ちしてしまって...
この夏に芽生えた恋などもきっとはかなく
終わってしまう男女がたくさん...(笑)←ヒドイなわたし
では。