実家の売却に関して「隣地との境界の確認と測量」(何か正式な名称があるのかも?)に立ち会いました。
実家の土地は、元々、私有地の奥の入り組んだところに位置しているので、当初から、不動産関係者曰く「面倒な土地」に分類されます。 その関係や、世間一般に良く聞く話の「塀が敷地内か否か」等々、モロモロありまして、立ち会いも、それぞれ境を接する方々も皆さん、立ち会われました。 私としては、”ご近所のおばさま”方に、久し振りにお会いしてご挨拶できたので、それなりの価値はあったのですが、問題は本件の土地です。
「こちらのお宅との境はココですね」「ハイ」 や、 ”境の塀”も、「面倒くさいので、あげちゃいます!!」 (そんなで良いのかなぁ~?とは思いつつ、私の土地では無いので、持ち主がそれで良いなら良いでしょう。ってことで...)はソレで片づいたのですが、そもそもの土地が
登記簿より20平方m以上小さいということが判明しました。
測量を担当した方も 「初めて計ったときに、帰ってから図面にしたら、登記簿との誤差があまりにも大きいので、量り間違えたかと思って、もう一度出直したんです」 と仰っていました。 「でも、何回計っても、この大きさで...」 「どこが間違えたのでしょうね?」 「さあ...そこは、最初にこちらをお買いになった時のことなので.....」 ????? 昔のことで、親も記憶が無いとのこと。
結局、現況優先で、登記簿を修正することになるそうです。 と、思いついたことがあったので聞いてみました。 「固定資産税って、登記簿上の数字から算出されるのですよね? だとしたら、40年以上、余分に税金を払ってきたということですか?」 「そうですね.....」 (そうお答えになった測量士さん、その後で「俺だったら、許せないけどなぁ~~~」と一言。) 今まで、隣地が売買された時にでも、しっかりと確認しておかなかったウチが悪いのですが、こういうのって.....。
一戸建てにお住まいの皆さん。 (特に、20年以上昔に、その土地をお買いになった方) 一度、この辺の関係はしっかりとお調べになることをお勧めいたします!!