ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

兵器製造(!?)

2009-11-04 23:06:00 | ひでんかの「日々の徒然」

先日、新潟へ行った際に「かぐら南蛮」を買ってきました。
唐辛子の一種なのですが、見た目は赤ビーマン。
この「かぐら南蛮」を使って作った「なんばん味噌」がお気に入りで、無くなると新潟へ行くときに必ず買って来ていました。
ネットで調べたら作り方も出ていたので、自分で作ってみようと思い、夏に行った時に、まだ青い南蛮を買って来て作ってみたのですが、これがちっとも辛くない!
(ネットで見ると、完熟すると甘くなると書いてあるのですが...)
そこで、今回は真っ赤に色付いたモノで再挑戦です。
と、いうことで昨晩「なんばん味噌作り」にとりかかりました。

まずは、細かく刻むことから。
ピーマンのように包丁で2つに割りました。
と、このあたりから既に怪しい雰囲気が.....。

10個近い南蛮を全部2つに割ったのですが、なんだかキッチンの空気がおかしいです。
ぴりぴりとした感じがして、目はタマネギを刻んだ時のように、じんわり涙が出て来ました。
更に、口で息を吸い込んだら、いきなりむせてしまいました。
これは、南蛮のせい?!?

とりあえず皮の部分には辛さは無い(?でも、時々むせる...)ということで、こちらはザクザクとみじん切りにしました。
「辛みがあるのは種の周りのワタのような部分」というので、種を取り除いたその部分も一緒に刻みました。
このあたりまで来ると、息を止めたままの作業です。
(息継ぎは横を向いて。と
ちなみに、細かく刻んだモノを生の状態でなめてみたら、かなり強烈でした~~)

刻み終わって、フライパンで炒めると立ち上る煙は、かなり危険!?!
(唐辛子なので当然ですが)
蓋をしたりして、なんとか炒め、後は砂糖・味噌等を加えてひたすら練ります。
弱火でじっくり火を通し、良いテリが出てきて完成です。

なめてみると、確かに夏に作ったときよりは辛みがありますけれど、制作途中ほど辛くはありません。
味はかなり満足のいく仕上がりでしたが、もう少しパンチの効いた辛さが欲しいかも?
来年、また挑戦したみたいと思います。

ところで、
美味しい「みなんばん味噌」が出来たのは良しとして...。
衝撃的な出来事は、その後のことです。

味噌造りの後、夕食を作り、食後の片づけをしてテレビを見ていると、
どうも指先がじんじんしていることに気が付きました。
痛いというのではなく、どちらかというと「熱い」ような感じです。
そこで、指先をなめてみると...

  辛い!!

舌がぴりぴりとして、唐辛子をなめた時と同じ感触です。
見た目には指には何も着いていないのに、これはいったい?!?!?

どうやら、指先のひび割れ(といっても、真冬のように大きく割れている訳ではなく、ちょっとガサついている程度)に唐辛子のエキスが入っているようです。
ここで、再度石けんをつけて洗ってみましたが、なめるとやはり辛いです。

指先がヒリヒリするほどではないので、諦めてそのままにしたのですが、驚いたのは今日。
指先をなめると、まだ辛い!!
夕べは、あれからお風呂に入って頭も洗ったし、今朝も朝食の片づけで食器も洗ったのに.....。

  恐るべし!かぐら南蛮!!

調べてみると、昔、日本軍が「目つぶし弾」として使ったこともあるようなので、その威力は確かなものです。
「なんばん味噌作り」って、途中までは「兵器製造」なのかも?...と思ってしまいました。

コメント
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