昨日とほぼ同じ時刻に電話が鳴りました。
おそるおそる出てみると...
「お久しぶりです~」
相手は、
「引っ越し当日に大震災に合い、(津波で)新居が流されていくのを見ているだけでした」
という年賀状をくださった方。
同じマンションに居た方で、ご主人の転勤で北海道に行かれて、昨年の年賀状で
「3月に宮城に引っ越します」
と書かれてあったので、どうしているかと心配していました。
無事を祈りつつ、もしかしたら全てが流されてしまったのでは無いかと、
我が家のアルバムから、こちらに居たときのアルバムページをプリントして送りました。
(デジタル・アルバムの威力発揮?)
その御礼のお電話で、聞けば、
ちょうど引っ越しトラックが着いたところで、荷物を運び込む前に波が来て、慌てて隣の高い建物に避難したので、家は水を被ったものの、家財一式は無事だったそうです
それでも、やはり家の修理はしなければならず
「余計な出費よぉ」
と仰っていましたけれど、今は、修理も終わって普通に生活できているとのこと。
ご家族も皆さん無事で、こちらから引っ越しをするときに、やっと歩けるようになったくらいだった下の男の子が、昨年は大学受験(地震当日は茨城の大学の試験日で、いっとき音信不通になってしまったと)だと聞いて、また別の驚きがありました。
子ども達は大きくなっても、お電話の声は昔のまま(お互い顔は見えませんし)
「いつか宮城へ遊びに行きますので、そのときはガイドしてくださいね」
と約束して電話を切りました。
昨日の「スクランブル」(?)の後で、明るい気持ちになりました。
(でも、まだ宿題が.....)