お師匠様のご主人様(おじさん)のお通夜に行って来ました。
息子さん2人が、社長とゼネコンの副支店長をなさっているとのことで、会葬者はかなりの人数になりました。
お花・お茶の関係も、お師匠様自身のお稽古仲間(私たちからすると「大先生」方)も何人かいらっしゃいました。
そして、私自身の懐かしいお稽古仲間も集まりました。
お師匠様のお教室は、最盛期は30名ほどお弟子さんが居ました。
毎週水曜日がお稽古日で、この日は午後から夜まで、お茶とお花、入れ替わり立ち替わりで次々と生徒が出入りしていました。
皆さん結婚したりお仕事が忙しくなって、徐々に減って来て、今は10名ほどが月1回、お稽古というよりは、先生に会うことを目的に伺っています。
私の先輩に当たる方もいらしていて、本当に久しぶりにお目にかかりました。
「こんなことでも無いと、なかなか会えないものね。
これもおじさんが声をかけてくれたのね」
昔の話をしていると、みんな最低一度はおじさんに怒られたことがあるとのこと。
(ひと通り怒った後で
「なんてことも言いますけど...」
と、話題を替えて、ニコっと微笑んだ顔が忘れられません。
2.3年前からは、私たちに怒ることも無くなり、お会いするときはいつもニコニコでした。
遺影は最近のもので、とてもいい笑顔ではありましたが、ちょっと弱いカンジ。
私の中のおじさんは、中に1本スジが通っていて力強く、それでいて時折見せる笑顔がとても素敵な方でした。
おじさん、明日も来ますからね。