三谷幸喜のエッセイ「オンリー・ミー」を
2回読みましたが「まあ、これも夏のいい思い出だ」
というタイトルの話は笑い転げました。
原文を読んで欲しいけど、簡潔にあらすじだけ書い
てみます。
三谷幸喜が大学2年の頃、母が経営する喫茶店で
1日店長になった。要は、母が用事があった為
三谷幸喜が1人で喫茶店の営業をする羽目になった。
メニューの殆どの料理は作った事が無い為、この日は
ホットコーヒーとアイスコーヒーのみの営業に切り替
えた。10席の店でも多すぎて、2つの席は「予約席」
の札を出し使用不可にした。
それでも慣れない接客で舞い上がり、たった2種類の
客のオーダーが覚えられなかった。それに客が多く
近所の酒屋に駆け込み、ネスカフェのインスタント
コーヒーを買ってきて、こっそりお湯に溶かした
コーヒーを出し続けた。1杯、1杯ドリップ式で淹れ
る手間を省く為です。
それでも、お客をさばききれず、
「ご注文はアイスコーヒーのみにさせて頂きます」
とマジックで殴り書いた張り紙を店内に貼った。
恐い見た目のおじさんから「ミルクかき氷」と
注文受けると「ありません」の一言が言えず
注文をとり厨房に戻った。
当然、かき氷なんて作ることも出来なく
て、厨房で時間潰しをした。
しばらくし、勇気を振り絞り
「機械が壊れて、今は無理です」と謝る。
その客から怒鳴られたことで
ナイーブだった三谷幸喜は神経がずたずたになった。
夕方になっても忙しく、家族連れや、カップル、
外国人家族などが来て、オーダーがいっぱいになっ
た時、三谷幸喜は力尽きた。
カウンターに戻り、裏口から逃げた。
注文したままの客が沢山いたが、もう知ったことで
は無くひたすら走り、電車に乗り、浅草に行った。
その後、店で残された客達は、店員が蒸発した
不思議な体験として記憶に刻まれたであろう。
■■
こんな無責任なエピソードは今まで聞いた事が無い
です。母親から任せられた店で、インスタント
コーヒーを出したり、客でいっぱいの店を逃避
するなんてありえません。そんな、ありえない事
をやっている三谷幸喜は日常からコメディです。
2回読みましたが「まあ、これも夏のいい思い出だ」
というタイトルの話は笑い転げました。
原文を読んで欲しいけど、簡潔にあらすじだけ書い
てみます。
三谷幸喜が大学2年の頃、母が経営する喫茶店で
1日店長になった。要は、母が用事があった為
三谷幸喜が1人で喫茶店の営業をする羽目になった。
メニューの殆どの料理は作った事が無い為、この日は
ホットコーヒーとアイスコーヒーのみの営業に切り替
えた。10席の店でも多すぎて、2つの席は「予約席」
の札を出し使用不可にした。
それでも慣れない接客で舞い上がり、たった2種類の
客のオーダーが覚えられなかった。それに客が多く
近所の酒屋に駆け込み、ネスカフェのインスタント
コーヒーを買ってきて、こっそりお湯に溶かした
コーヒーを出し続けた。1杯、1杯ドリップ式で淹れ
る手間を省く為です。
それでも、お客をさばききれず、
「ご注文はアイスコーヒーのみにさせて頂きます」
とマジックで殴り書いた張り紙を店内に貼った。
恐い見た目のおじさんから「ミルクかき氷」と
注文受けると「ありません」の一言が言えず
注文をとり厨房に戻った。
当然、かき氷なんて作ることも出来なく
て、厨房で時間潰しをした。
しばらくし、勇気を振り絞り
「機械が壊れて、今は無理です」と謝る。
その客から怒鳴られたことで
ナイーブだった三谷幸喜は神経がずたずたになった。
夕方になっても忙しく、家族連れや、カップル、
外国人家族などが来て、オーダーがいっぱいになっ
た時、三谷幸喜は力尽きた。
カウンターに戻り、裏口から逃げた。
注文したままの客が沢山いたが、もう知ったことで
は無くひたすら走り、電車に乗り、浅草に行った。
その後、店で残された客達は、店員が蒸発した
不思議な体験として記憶に刻まれたであろう。
■■
こんな無責任なエピソードは今まで聞いた事が無い
です。母親から任せられた店で、インスタント
コーヒーを出したり、客でいっぱいの店を逃避
するなんてありえません。そんな、ありえない事
をやっている三谷幸喜は日常からコメディです。