ツマグロヒョウモンを初めて見たのは、いつの頃か覚えていませんが、
少なくとも子供の頃には見たことがありませんでした。
それもそのはず、ツマグロヒョウモンはもともと熱帯性の蝶で
地球温暖化と餌が少なくなる冬季にも餌があるようになったので、
北上を続けているのだそうです。
ツマグロヒョウモン
メスは羽の褄(先端)が黒いので「褄黒豹紋」と名付けられ、
この蝶の名前の由来となりました。
オスの羽は全体的に黄色い豹がらです。
左がオス、右がメス
自然界では一般的にメスよりオスの方が綺麗ですが、
ツマグロヒョウモンはメスの方が大きく綺麗です。
ツマグロヒョウモンの幼虫
食草はパンジーやスミレと思っていましたが、
この時期はマーガレットの葉も食べるらしく、地植えのマーガレットが
丸坊主になってしまいました。
画像がぼけていたので3時間後に撮り直そうと見に行ったのですが
もういませんでした。
蝶の羽の表と裏には翅の色や模様にギャップがあるので、
表を見てみないと、名前を特定するのは難しいです。
羽を広げた写真をt理たくて、
翌日も同じ時刻に庭に出てみましたが、この蝶はいませんでした。
カマキリ
獲物を見つけたようです。
あっという間に食べてしまいました。
可愛そうですが自然の摂理なので仕方ありませんね。
ヤマトシジミ
カタバミに産卵し、幼虫もカタバミを食べて育つそうです。
天敵となる捕食者はクモ、カマキリ、カエルなどだそうですが、
毎朝カマキリがミソハギのところに来ているので気を付けてね。