hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

⑪順礼峠のみち(前編)

2019-04-10 | 関東ふれあいの道・神奈川県
4月9日(火)
今回は、平成最後の桜を楽しむため、桜吹雪舞い散る
丹沢山地の山際を辿る『⑪順礼峠のみち』を歩てきました。
前半は古刹である日向薬師を訪れ、
後半は白山・順礼峠ハイキングコースを辿ります。
これで「関東ふれあいの道」も『⑭峰の薬師へのみち』
を残すのみとなりました。



往路
小田急・海老名駅8:55発-小田急・伊勢原駅9:06着(IC220円) 
伊勢原駅発日向薬師行き9:20-日向薬師バス停9:46着(IC279円) 

復路
厚木・飯山観音バス停15:50発-小田急・本厚木駅16:10着(IC340円)
小田急・本厚木駅16:15発-小田急・海老名16:20着(IC130円)



日向薬師バス停~日向薬師~七沢温泉~順礼峠~
物見峠~むじな坂峠~御門橋バス停→が正規なルートですが、
飯山観音に寄りたいため、むじな坂峠から白山展望台に登り、
女坂から飯山観音に下りるルートに変更しました。

 

日向薬師バス停到着9:46
スタート9:50



レンギョウ(左)やオウバイ(右)を眺めながら歩いていると、



いきなり急な階段。





階段を上って行くと仁王門に着きました。



急な坂道が続きます。



階段の先に日向薬師本堂が見えてきました。



薬師堂(本堂)
日向薬師は奈良時代初頭の霊亀2年(西暦716年)に
僧行基により開山されたそうです。

順礼峠へ向かう前お線香を供え、
この日の無事・安全と家族一同の健康を祈願しました。

日向薬師は昨年3月24日「⑯大山参り蓑毛のみち」を歩いたとき
にも立ち寄っています。
宜しかったらその時のブログもどうぞ!




日向薬師境内に立つ推定樹齢800年の二本杉と鐘楼。



日向薬師(右)の左横にある宝物殿(右)
4月15日の春季例大祭には、宝物殿に安置されている
国重文に指定されている御本尊が特別に開扉されるそうです。

宝物殿の先には土産店とトイレがあります。



通り抜けると裏にある日向薬師駐車場に出ます。
駐車場は薬師林道に続きます。



山が綺麗。



薬師林道
時々車も通ります。
この林道は緩やかな下り坂なので楽に歩けます。
桜も所々に綺麗に咲いていました。



薬師林道からの眺望



ミミガタナンテンショウ  キケマン タチツボスミレ
などの草花が咲いています。

ナンテンショウの仲間は多く、区別が紛らわしいので
マムシグサと迷いましたが、ミミガタナンテンショウは筒状の
仏炎苞のふちが、耳たぶのように張り出しているということから
ミミガタナンテンショウではないかと思いました。



ムラサキケマン クサイチゴ ヘビイチゴ
山野草は先週、「⑨弘法大師と桜のみち」で見た花と
だいたい同じ花が咲いていました。



七沢展望台



展望台から手が届きそうな桜
展望台からの眺め・・・伊勢原方面でしょうか 





亀石(左)
実際に亀石があるのは60m奥に入ったところだそうですが、
道中にクマ出没の看板があったので、見に行くのはやめました。
亀石から4~5分歩くと、白い一軒の家があるので、
その前を右折します

電信柱の支線に取り付けられた蛇除け(右)
蛇除けは蛇が電柱の支線をはい上がり、電線に接触して停電事故を
起こすことがあるので、その防止だそうです。
夫と一緒に歩かなければ、これが蛇除けだなんて
気が付きもしないでしょうが、なんで蛇が電信柱に登るのかが不思議です。



七沢地区



七沢神社鳥居 



鳥居の後ろにある厚木市の保護指定樹木の「ケヤキ」
推定樹齢は600年だとか。
枝も葉もありませんでしたが、枯れていないと良いのですが・・・



左の建物は七沢神社遥拝所拝殿
右の建物は七沢神社御倉殿です。
桜がちょうど満開で、とっても綺麗でした。



県道64号に突き当たりました。
道標の向きが横断歩道のある道に向いていますが、
その道ではなく、横断歩道を渡って先の道を進みます。



道端に咲くタンポポとカタバミ



桜が植えてある所の白い建物は「七沢リハビリテーション病院」、
奥の山は丹沢・大山です。



セブンイレブンのあるY字路の少し手前に順礼峠入口があります。
これから先は道標が分かり易いので歩きやすいです。



ここからしばらくは上り坂が続きます。
順礼峠は七沢森林公園の中にあります。



シカ棚のチェーンをはずして扉を開け、
10分位歩くと、その先は七沢森林公園の一部となっています。
この付近では何年か前、クマが出たこともあるとか。

上りが続いて、少し厳しい!



12:25 順礼峠に到着
順礼峠の高度は170mで、七沢森林公園・峠の広場として整備されています。
かつて順礼中の娘と老人が何者かに殺害され、
それを哀れんだ村人が地蔵を建立したと言われています。
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4 コメント

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Unknown (tona)
2019-04-11 11:21:41
日向薬師は一度行きそびれてそのままになっていますし、七沢もまだです。
この日も良いお天気でしたね。
抜けるような青い空とまさに「山笑う」の風景が素晴らしいです。
日向薬師、じっくり拝見出来ました。
樹齢800年の2本杉には圧倒されますね。
東海道でもたくさんの巨樹を見ましたが、いつもその生命力に感動します。
園芸種だけでなく山のお花にも詳しく、どんどん忘れる私の復習になります。
返信する
Unknown (花水木)
2019-04-11 16:02:25
いよいよ「関東ふれあいの道」も後1コースで完全踏破!
素晴らしいです。早々とおめでとうを言わせてください。
元気なhiroさんが羨ましいわ。
私は今坐骨神経痛で上りの階段が痛くて無理です。
治ることはないというドクターの厳しい言葉にややしょげていますが、
そろそろと平地を歩く楽しみを見つけようと思っています。

山里の桜は本当にきれいですよね。
都会の華麗な桜と趣がやや違い、のどかな風景にマッチし心癒されます。
返信する
Unknown (hiro)
2019-04-11 23:19:41
tonaさん、こんばんは~♪
日向薬師は昨年初めて行きましたが、
七沢は20年前頃、シャクナゲを見に、
飯山観音も17年前頃訪ねたことがありますが、
車だったので、この3か所がこのように繋がっていることは
まったく知りませんでした。
これも「関東ふれあいの道」を歩いたおかげですね。
私も山の新緑や桜を見て「山笑う」という言葉が
ぴったりだと感じました。
俳句でも作れると良いのですがセンスがなくて・・・
お寺や神社を訪ねると、どこにも歴史の感じられる
ご神木がありますね。
その生命力にあやかれるものならといつも願っています。
返信する
Unknown (hiro)
2019-04-11 23:31:57
花水木さん、こんばんは~♪
「関東ふれあいの道」、真夏や真冬は休みましたが、
毎月のように出かけたので、あと1回で踏破出来そうです。
津久井湖から高尾の近くの梅ノ木平までなので、
津久井湖にルピナスが咲く頃に歩こうかと思っています。
坐骨神経痛だそうですか。大変ですね。
私は山でも階段でも下りの方が、怖くてひやひやしています。
一緒にウォーキングをしていた近所の同級生の友人も
股関節痛で半年ぐらいウォーキングを休んでいます。
年齢的なこともあるかもしれませんが、
運動をしないと筋肉が落ちるので、無理なく歩いた方が
良いかもしれませんね。
平地でも素敵なところは沢山ありますものね。
お大事になさって下さいね。
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