乱世の中、欲望と策略に翻弄されながらも、
夫を隋の初代皇帝へと押し上げた
皇后・独孤伽羅とその2人の姉の生涯を描いた歴史ドラマ。
原題は「独孤天下」
2023/11/28(火)~2024/02/15(木)-11:04 (OH56M)
TOKYO MX(全55話・ 録画視聴)
あらすじ
独孤を得たものが天下を得る──
そのお告げにより北周の皇帝・宇文覚(うぶんかく)は
誉れ高い武将・独孤信(どっこしん)を頼り
政敵の宇文護(うぶんご)を牽制しようとする。
だが、その裏では独孤信の長女・般若(はんじゃく)が
ひそかに宇文護と愛し合っていた。
また、次女・曼陀(ばんた)は
陳留郡公の息子・楊堅(ようけん)との縁談が進み、
三女・伽羅(から)は宇文覚の異母弟・宇文邕(うぶんよう)
から愛を告白され、独孤家の三姉妹はそれぞれの道を
歩もうとしていたが、般若が宇文覚の異母兄・宇文毓
(うぶんいく)に嫁ぐことになり…
公式サイトより
【キャスト】
宇文覚:リー・ルイチャオ
従兄の宇文護に擁立された北周の初代皇帝・孝閔帝。
宇文泰の三男で北魏・孝武帝の甥。
*****
独孤信:ホァン・ウェンハオ
の名を独孤如願といい独孤三姉妹の父。
北周の柱国大将軍で八柱国の筆頭。
ドラマでは北周の初代皇帝・孝閔帝によって丞相に任じられ
司寇と司徒の位についた
独孤伽羅:フー・ビンチン
独孤三姉妹の三女。
独孤家を守るため、楊堅と政略結婚をすることに。
のちに隋の初代皇后となる。
楊堅:チャン・ダンフォン
勇猛果敢で聡明な若き将。楊家のために放蕩息子のふりをしている。
伽羅と婚姻後、隋の初代皇帝となる。
宇文邕:イン・ハオミン
伽羅の幼馴染で伽羅が好き。
北周の皇帝・宇文覚の異母弟で輔城王。北周の第3代皇帝・武帝になる。
独孤般若:アン・アン
独孤三姉妹の長女。
皇后になるために心から愛した宇文護を捨て、北周の皇室に嫁ぐ。
*****
宇文毓:ゾウ・ティンウェイ
般若の夫。
宇文覚の異母兄で寧都王。北周の第2代皇帝・明帝になる。
宇文護:シュー・ジェンシー
北周の初代皇帝・孝閔帝の従兄で、北周の大師。
朝廷で大きな権力を持ち、帝位を狙っている。
独孤家とは対立関係になるものの、長女の般若を愛し続ける。
独孤曼陀:リー・イーシャオ
独孤三姉妹の次女。
自分の母が庶民の出身であることに引け目を感じ、権力と金に執着し、
一度は心を通じ合わせた楊堅とではなく、隴西郡公に嫁ぐ。
唐王朝の初代皇帝・李淵の母。
*****
李昞:盧星宇
曼陀の夫。
八柱国の一人で隴西郡公。西涼の王室の血を引く周の豪族。
【感想】
この頃、日本は飛鳥時代。
結婚は一夫多妻制で男性が女性の家に通うというものが一般的で、
子供は母の実家で産み育てていたそうです。
ウィキペディアによると『推古天皇』の配偶者・敏達天皇でさえ、
二人の皇后(広姫と額田部皇女(推古天皇)と二人の夫人(老女子と菟名子)
がいたそうです。
そんな時代に独孤伽羅は史上初の一夫一婦制を貫き、
家臣にも同様の厳格さを求めたところが凄いなぁと思いました。
また、伽羅を演じたフー・ビンチンは無邪気で快活な少女時代から、
皇后になるまで、見事に演じていました。
史実によると
伽羅が亡きあと、我慢に我慢を重ねていた楊堅は、寵愛する女性たちとの
甘い日々を満喫し、病となり、伽羅の死後2年でこの世を去ったそうです。
その楊堅を演じたチャン・ダンフォン、日本の俳優・星野源さんに
雰囲気が似ているような気がするのですが…。
長女の般若や、次女曼陀の恋愛や生き様など、見どころの多いドラマでした。
(画像は公式サイトよりお借りしました)
9月半ばにもかかわらず、真夏のような暑さですね。
夏バテの出る頃でもありますのでご自愛くださいね。
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