へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

平成最後

2019-04-30 20:16:01 | へちま細太郎

細太郎です。


作者おばちゃんが、顔本に凝りだして、俺のことをすっかり忘れているようだ。
「令和」の発表だって、おばちゃんのかわいがっている
「ユウメイ君」と「ちょろすけ」という
ヤモリとへびが、えらそうにテレビの発表を待っていやがった。
今度、直接対決してやる。
で、今日が平成の最後の日だ。
家に帰っておばあちゃんたちと天皇陛下の最後のお言葉を聞いた。
しみじみと大晦日な気分にも近いような気持がする。
「もう表舞台に出てくることはないんだねえ」
おばあちゃんは、ちらっとおじいちゃんをみる。
「なんだよ、俺もリタイヤしろってか?」
おじいちゃんは、焦る。まだ、知事の秘書をしている。
「やめないでね、まだまだ老後の心配があるから」
「なんだそれ、天皇陛下だって、ご高齢を考慮されての~」
「うるさい、骸骨になっても働きな」
おばあちゃん、むごいよ。
こんな調子で「令和」も続くんだろうなあ。
天皇制のことなんて考えたことなかったけど、ほんとに平成の天皇陛下は、大変だったろうと思う。でもね、やっぱり、天皇にも定年があってもいいと思うし、女性の天皇もいたっていいし、宮家もあってもいいと思う。
と、考えてみたこの一か月でした。

コメント
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