「いい香りだなあ」
「うん、いい香りだねえ」
梅の香りは、見えなくたって夜でもそれとわかります。
「いやあ、いい気持ちだ」
「ほんと、いやされるね」
「いやされるよなあ」
毎度ながら、おとうさんと藤川先生の間の抜けた会話。
へちま細太郎でした~。
「うん、いい香りだねえ」
梅の香りは、見えなくたって夜でもそれとわかります。
「いやあ、いい気持ちだ」
「ほんと、いやされるね」
「いやされるよなあ」
毎度ながら、おとうさんと藤川先生の間の抜けた会話。
へちま細太郎でした~。
細太郎の担任の佐良田です。
インフルエンザが流行りだしましたね。
俺のクラスでも、今日は6人休んでます。 よくなったやつと入れ替わるように、新たに休むというわけで、学級閉鎖を期待していたたかのりたちは、さぞかしがっかりしたことと思う。
しかし、なんだね。昨日、私は熱を出す、と大見得きっていたはるみはえらく元気で登校してきた。
正直、熱を出されても困るんだな。去年のおたふく風邪のこともあるから、ほんとにマジ困る。 たかのりはたかのりで、こいつは熱どころかウィルスでさえ避けて通るんじゃねえかというくらい、健康体だ。
こんな2人がクラスでいがみあった日には、周りが迷惑する。 案の定、男子数名が朝から目をうるませ、くしゃみの連発だ。 こ
んな状況では、遠からず学級閉鎖になることは間違いない。
参った、か~んべんしてくださいよ~、だなあ。