朝起きたら、
「細太郎~テニスやろう」
と、おとうさんがいいました。
「やだよ~」
トイレ行きました。ドアの前で、
「なあ、細太郎~」
と、いっています。
「早く学校行けば~」
ぼくがいうと、
「それはこっちのセリフだ」
と、勝手におこっています。
「なあなあ」
出がけにも情けない声を出しましたが、ぼくは知らんふりです。
そして、さっきのことです。おとうさんは学校から帰ってくるなり、
「細太郎いいか、明日の持久走大会がんばるんだぞ」
と、意気込んでいます。
「やだよ~」
「ほ、ほそたろぉ」
つくづく、情けない親父を持つと苦労するぜ、と思ったぼく、へちま細太郎でした。
またね。
「細太郎~テニスやろう」
と、おとうさんがいいました。
「やだよ~」
トイレ行きました。ドアの前で、
「なあ、細太郎~」
と、いっています。
「早く学校行けば~」
ぼくがいうと、
「それはこっちのセリフだ」
と、勝手におこっています。
「なあなあ」
出がけにも情けない声を出しましたが、ぼくは知らんふりです。
そして、さっきのことです。おとうさんは学校から帰ってくるなり、
「細太郎いいか、明日の持久走大会がんばるんだぞ」
と、意気込んでいます。
「やだよ~」
「ほ、ほそたろぉ」
つくづく、情けない親父を持つと苦労するぜ、と思ったぼく、へちま細太郎でした。
またね。