最近は…女子の何人かもやってきて、気がつけば他のクラスの連中もわいわいがやがやと園芸学部の畑を耕していた。
ぼくも(仮)嵐軍団の先輩や高橋さんたちはびっくり。
「いったいなんなんだ、この騒ぎは」
と、呆れ顔。 元気なのは中島教授で、
「俺様の勝ちだっ、安部のバカ野郎め」
と、空に向かってほえていた。
いったい、何に勝ったんだ?
夕方ぐらいから腹具合いが悪くて、今、トイレ…。
長くなりそうで、携帯持ち込んでグリゲーしてました。
あきた…。
で、ハクエイのブログを読んだ。
早くも人気だ。
だって、面白いもん。
PENICILLINのメンバーって、読書家((マンガも含めて)のようだね。
私は、本を読む人は大好きだ。
みなさん、読まないとアホになりますよ~。
で、どうでもいいが、草なぎ君の復帰はいつかな?
復帰第1作は、仕事人にゲスト出演して、東山に斬られてきなさい。
うん、それがよい。
…
…
…
お? お腹落ち着いたかな?
しかし、安心できないのが、この下り腹。
忘れたころにやってくるんだな、これが。
仕事人、大倉く~ん、生き返って出演してくれぇ。
理由は…、言うと怖いから書かない。
こんにちは、へちま細太郎です。
昨日、男子が温室にきたことで赤松先生は、朝の会が終わっても教室を出ていかなかった。
1時間目が英語だったんだけど、先生がきてからようやく教室を出ていった。
ぼくはなんとなく教室にいたけど、ぼくが教室を出ていかないのでみんなは面白くなさそうだった。
英語の授業をなんとなく聞いていて、というか予習やっちゃっているのでわかりきっていることだから、どうでもよかったんだよね。頬づえついてぼけ~っと黒板をみているだけだった。
ところが、鈴木が肘をつついてきて、「廊下の窓を見ろ」と伝えてきたので何気にみてみたら、
「なんだ、あいつ」
と、ぼくがつぶやくと、きいていた連中が一斉に廊下の窓をみた。
そこには、ものすごい形相で教室をのぞいている赤松が立っていた。
そんなに心配かあ。
そんなに信用ができないかあ。
だったら、出ていってやろうじゃないかあ。
ぼくらは、うなづくとVサインを出し、休み時間の逃走を誓い合ったのであった。
というわけで、今は畑を耕している最中だよ。
こんにちは、へちま細太郎です。
今朝、朝の会が終わって、教室を抜け出していつも通り温室に向かった。ジャージに着替えて、農業スパイク…つまり長靴にはきかえていざ作業と思ったら、外が騒がしい。
「なんだ、うるせえな」
今日は朝から姿を見せていた(仮)嵐軍団1号さんが、ドアを開けると、ジャージ姿の僕のクラスの男子全員が立っていた。
「おはよおございまあす」
たかひろの掛声で元気よく挨拶。
「なんだ、なんだ」
高橋さん(この人は大学院生…詳しくは「ひるまのもめごと」をみてね)も、びっくり。
「おれたち、手伝いにきましたあ」
「げっ」
ぼくは、いっしゅん、大変なことになったな、ヤバいな、と気まずく思った。
「ぼくたちも、美都田吾作の気分になりたいでえす」
くそ、言いだしっぺはたかひろだな。
「よっしゃあ、よく言ったあ。その決意、このプロフェッサー中島、しかと聞き届けたおまえら、今から畑を耕し、とうもろこしを作る任務を与える。見返りは、とうもろこしだあ」
中島教授が、農家のおじさんみたいなスタイルで登場し、雄たけびをあげた。
クラスのみんなも、
「お~」
と、こぶしをはりあげ、中島教授のあとに続いて温室から離れていった。
「なんなんだ、あいつらは」
「やけにノリがいいじゃん」
先輩たちは唖然としていたが、ぼくはもっと唖然としたい気分だった。
これからどうなっちゃうんだ。