姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

誰かに対する引け目は妄想

2023年02月13日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「誰かに対する引け目は妄想」です。

 

私たちは、無意識に、誰かに対し
「自分よりすごいな」とか「あの人は、なんだかとても優秀だな」などと
引け目を感じてしまうことがあります。



その思いがあると、その相手とかかわるときに
自分の意識が相手の『下』に入ってしまいます。

無意識に、瞬時にやってしまうので(反応)、気づかないことも多いのですが
これが相手との関係性に影響します。

『下に入る』とは、相手を尊重するということとは違います。
敬意とも違います。


保健室コーチングや波動脳科学では、
この状態を『相手を主にして、自分が従になる』
という表現をします。

どんなに相手が上司でも
自分より肩書や学歴が上だとしても
なんだか自分より優秀な気がしても
自分より経験が長い人であっても

人間としての価値は平等なはず。

しかし、自分が感じる「引け目」という妄想
本来なら、平等であるはずの人間関係を
ぎくしゃくさせてしまいます。

横暴になれとか、自信満々に相手に接しなさい
と言っているのではありません。

相手の立場を尊重しながらも
人間としての価値に上下はないということを
前提にかかわりましょうということです。


先日のセルフアクセプトコース第7講でも
この理論とワークを扱いました。

自分が無意識にやっていることが意識に上がってくると
その後、自分の反応に気づきやすくなり
意識的に、相手と同等に話すことができるようになります。

『自分と相手は同等。必要な話をする。』
と決めて話すだけです。

すると、不思議なことに相手の反応が変わります。

 



下から入るのは、相手に受け容れてほしいから
受け容れてもらうのではなく、自分のほうから
受け容れてかかわると決めることも大切です。

相手にこうしてほしいという裏の想いを持つから
そうでない反応をされたときに
がっかりしたり、怒ったりするのです。


主体的に生きるというのは、自分がどうしたいのかを
意志を持って決めて、その結果に対して「責任」も引き受けるという覚悟を持つこと。

コミュニケーションの本質はテクニックではなく
自分のほうの「想い」

想いが先。ことばは二の次。
あり方が先。スキルは二の次


人間関係を、スキルでやろうとすると限界があります。

ライフスキルとしての教育は大切ですが
無意識の想いがスキルより強烈に影響することを
理解してこそ、「ライフスキル」は生きてきます。

見えない想いの波こそが
人間関係だけでなく、現実そのものを作りだしている
ということを、まずは大人が体験し、実感することが
大切なことだと考えています。

先日のセルフアクセプトコース7講で
自分のパターンに気づかれたS先生の感想もぜひお読みください。

 

 


それでは、今日も素敵な1日を!

 


この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」 2023年1月1

8日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

 

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