ニュートラルに話を聴きましょうとか
受容しましょう 共感しましょう 受け入れましょうと
抽象的なことばばかり並べて あとは、経験を積んで
それを体得しましょうというスクールが多いと思います。
保健室コーチングは、
抽象を具体的に検証実験も交えて
体得します。
きれいなことばばかりを並べると
頭で理解して
自己流のニュートラル、受容、共感をやってしまいます。
このことが 学校における心理的アプローチの弊害につながったと感じています。
受容共感したつもりが 同一化だったり、
助けてあげることが素晴らしいことだと勘違いしたり。
そうじゃないんです。
スキルではなく、こちらの在り方。
それを間違えいている支援者がいかに多いことか
助けてあげなきゃって思ってかかわることは、
支援者の自己満足で
それがいかに クライアントの力を奪っているか
それをちゃんと体感して、現場に生かさないと
学校におけるアプローチが
教育的成果とならないのです。
人を助けてあげることはできない。
人を助けようなんて傲慢。
その人の中にある確かな「生きる力」を
いかにして引き出すか。
そこを間違っちゃいけないのです。
情でかかわるうちは、支援者のマスターベーション
本当に相手を受け容れていれば
本当に相手の潜在的力を信じていれば
ちゃんと厳しいことが言える。
これは、支援者とクライアントだけでなく
親子にも言えること。
この記事は、2016年にFacebookに投稿した記事を加筆修正しました
桑原のFacebookは、こちらです。
https://www.facebook.com/akemi.kuwahara