(2008年の記事)
孫の兎汰クンをみていると、本当に面白い。
心理学には、アソシエイト ディソシエイトっていうのがありますが、
ことばをもたないこの時期の子どもたちは、まさに、アソシエイトの状態。
アソシエイトとはその状態にどっぷりとつかっている状態
ディソシエイトは、客観的に眺めている状態・・・という大雑把な説明ができます。劇場で言えば、役になりきって演じているのがアソシエイト
客観的に 客席からながめているのがディソシエイト(感情移入が少ない状態で)
子どものアソシエイト状態・・・つまり、自他の区別も時間感覚もないのです。
まさに、「今、ここ」を生きています。
だからこそ、この時期の子どもたちは、ことばでの理解ではなく、
五感そのもので物事を捉えています。大人には見えないものが見えているというもの確かでしょう。
よく、何もいないのに、天井を見て怖がったり、目で追ったりしています)
このころは、「何もわかっていない」のではなく、「すべてわかっている」のかもしれません。
だからこそ、周囲の大人の心の状態って、すごく大事です。
どう思って自分を見ているのか
どう扱っているのか。
実はちゃんとわかっているんですね。
大好きな車のおもちゃを、「ぶーぶー」といって走らせているとき、彼らは、車そのものになっているんですね。
あ~、おもろいわ。人間。