姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

子どもはいつもアソシエイト

2008年12月23日 | 保健室コーチング

 (2008年の記事)


 孫の兎汰クンをみていると、本当に面白い。

 心理学には、アソシエイト ディソシエイトっていうのがありますが、

ことばをもたないこの時期の子どもたちは、まさに、アソシエイトの状態。


 アソシエイトとはその状態にどっぷりとつかっている状態


 ディソシエイトは、客観的に眺めている状態・・・という大雑把な説明ができます。劇場で言えば、役になりきって演じているのがアソシエイト


 客観的に 客席からながめているのがディソシエイト(感情移入が少ない状態で)

 子どものアソシエイト状態・・・つまり、自他の区別も時間感覚もないのです。

 まさに、「今、ここ」を生きています。

 だからこそ、この時期の子どもたちは、ことばでの理解ではなく、

五感そのもので物事を捉えています。大人には見えないものが見えているというもの確かでしょう。


よく、何もいないのに、天井を見て怖がったり、目で追ったりしています)



このころは、「何もわかっていない」のではなく、「すべてわかっている」のかもしれません。


だからこそ、周囲の大人の心の状態って、すごく大事です。

どう思って自分を見ているのか


どう扱っているのか。

実はちゃんとわかっているんですね。

大好きな車のおもちゃを、「ぶーぶー」といって走らせているとき、彼らは、車そのものになっているんですね。

 あ~、おもろいわ。人間。


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