姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

「本音」に気づく時、外側で起きていた意味が分かる。~ベーシックコース2講より~

2015年07月24日 | 保健室コーチング

 

【2015年の記事】


 

 保健室コーチングでは、中心に向かう質問と中心から広げる質問という考え方をします。


 中心に向かう質問とは、

 ざっくりいうと、「本当の問題」「問題の本質」を突き止める質問。

 妄想や解釈と事実がぐちゃぐちゃになった時、人は、問題をすり替えたり・・・・

 無意識にやってしまって気づかない「本当の問題」

 ここに行きつくための質問です。


 シンプルな質問ですが、問題の本質(本当にほしいもの 本当の願い 本当に怖いもの・・・)に行きつくと

 「つながった!」という感覚になる方が多いようです。

 涙される方もあります。

 悲しいのではなく「気づき」の涙です。

 

 この体験をされると、

 私たちが、「これが問題なんだ」と表面的に感じていることに振り回されることなく

 本当の問題を見ていく洞察力が生まれてきます。

 

 知識やスキルだけでは 深まることのない「何か」は 

 自分と向き合うこと、そこから起きる内側からの気付きから生まれます。

 

 保健室コーチングベーシックコース名古屋7期2講2日目  

 受講生の方々は、この「本質に向かう質問」にチャレンジされました。


 本当の問題に向き合いたくないとき 堂々巡りが始まります。


 ここはきれいごとでは終われないところですが

 どうしても向き合えなくてという方もあります。


 それは それで 仕方ない時もあります。


 向き合えなかったという体験も大切です。


 しかし、向き合わないままできたことは、必ずどこかで向き合わざるを得ない状況が生まれます。

 その人にとっての必要なタイミングがあるのですね。

 

 しかし、いったん向き合ってしまうと「ああ、そうだったんか」と

 その体験は大きいです。

 

 みなさん お疲れ様でした。

 

 第3講までに いくつかの宿題があります。


 楽しみながら、チャレンジしてくださいね。

 

 

   

 


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