12月13日 中日新聞夕刊一面約4分の1に、私たちのNPOの活動が紹介されました。
中心は、11月に開催した保健室コーチング入門講座のことですが、取材の中でも詳しく聞かれた「養護教諭」の執務の現状についても、かかれています。
養護教諭の仕事は激務です。
仕事が大変だから、何とかしたい・・・のではなく、小学校849名まで、中学校は799名までたった一人で、保健室でたくさんの仕事をこなす養護教諭の今の現状では、子どもたちに十分な対応ができなくなってしまうということが問題なのです。
一人ずつ順番に、時間を確保してくるわけではない保健室。
行事も出張も関係なく、子どもたちはやってきます。
仕事は、子どもたちの病気やけが、心の問題の対応だけではありません。
環境管理 出張 研修会 健康診断 書類整理 保健行事・・・
一人で、一度にいくつもの処理をしなければなりません。
子どもたちへの対応を最優先しても、複数の子どもたちへの対応を迫られます。
保健室コーチングは、そんな養護教諭自身の子どもたちへの効果的なアプローチ法だけでなく、状態管理や企画力 交渉力も引き上げたいと願って作った講座です。
新聞に掲載され、多くの方から、「応援メッセージ」をいただきました。
某指導主事の先生からも「新聞見たよ。養護教諭、本当に複数配置が必要だね。がんばって」と、言っていただきました。
一緒に心理学を学んだ仲間からも、「応援してるよ」のメールが!!
新聞に紹介されることは、目的ではありません。
自分が有名になりたいとか、そんなことではありません。
本田宗一郎が、創業したばかりの小さな会社で、毎朝 みかん箱の上で
「世界のホンダになる!」と、叫んだといいます。
従業員はみな、「うちの社長はほらふきだ」と、言っていたそうです。
私は、まだ、みかん箱の高さが、今までよりちょっとだけ高くなっただけです。
通過点です。
私は、今の教育を変えたいと思っています。国全体が、小手先の方針変更ではなく、本当に子どもたちに大切なことを伝え、学び、成長できる教育を作るために力を注ぐ国にしなくてはなりません。
まずは、養護教諭を取り巻く環境を変えます。養護教諭は、1つの学校に3人配置。これを実現します。
私が一人でできることは、小さいですが、自分が影響を与えることができる場で、小さな輪を広げていこうと思います。
夢。でかいです。
ドクター苫米地流にいうと、抽象度高いです。
具体的でないのがいいです。
スコトーマ外れて、いろいろなものが見えてくるかも!!!
テキーラズのMLでレスポンスいただいた、ショウコこと谷口祥子と申します。
教育界に愛の波紋をひろげておられるのですね。
温かく力強いお言葉の数々拝見し、感銘を受けました。
ますますのご活躍を楽しみにいたしております。
小学校でも中学校でも保健室の先生は一人でしたね。
大勢の生徒達に対して一人で応対しなければいけないのですからね。
確かに激務ですね。