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姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

感じ方の違いを生み出すのは◎◎の使い方

2023年12月21日 | 保健室コーチング

桑原朱美です。
生きづらさを生きるチカラに変換するメソッドを提供しています。

今日のテーマは
「感じ方の違いを生み出すのは◎◎の使い方」です


過去を思い出す   未来を想像する
・・・そんな時、どのように五感を使っていますか?

と聞かれても、無意識にやっていることなので
説明できないという人がほとんどかも。


この「五感の使い方」は、保健室コーチングでも
とても重要な部分です。


子どもたちの対応においても、レジリエンスという視点で
ぜひ理解しておいていただきたい理論です。

文章では、どうしても表面的になってしまいますが
知っているだけで役立ちますので、ご紹介したいと思います。

 私たちは、いつも何気なく(無意識に)
何かを思っています。

過去の出来事の中には、
マイナスに感じることやプラスに感じることなど
たくさんあります。

マイナスに感じる出来事を、五感すべてを使って
その時の臨場感をからだ全体で感じ取っているとしたら


意識は、「今」にあるのに
体は「過去」と同じ反応をしてしまいます。


未来を見る時も「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」
と、まだ起きていない未来を臨場感たっぷりに
からだ全体で感じ取っているとしたら、とても苦しいですよね。

一言で「過去を思い出す」「未来を想像する」といっても

思い出し方によっては、
必要以上にストレスを生み出してしまいます。


それだけではなく、
臨場感たっぷりに想起したり、感情を伴って、想像したことを
脳は再現しようとする、実現しようとするという性質を持っています。


これでは、日常が苦しみのサイクルから
抜け出せなくなってしまいます。

脳はイメージと現実の区別がつかないという性質があり
イメージしたことが、今ここで起きていると認識します

なので、今ここで起きていないのに
今まさにそれが起きているかのように
感情が沸き上がり、自律神経は自動的に反応します。

それだけならまだしも、
感情を伴って思い出したり、想像しているのですから

マイナスの過去が、現実で再現されたり
こうなったらいやだなと思うことが、実現されてしまうからです。


「ネガティブ思考」とか「落ち込みやすい」
ということばで片づける問題ではないということですね。


しかし、この性質を逆に利用して
私たちは、願望を実現させることもできます。

脳や五感の使い方を理解し、それをプラスに活用することで
ストレスを感じやすい体質を改善させたり、
逆に願望実現体質に成長させることもできます。

いつも保健室にやってくるあの子は
どうして、あんなにネガティブ感情から抜け出せないのだろう

何かあっても、すぐに立ち直れる子とそうでない子は、
何が違うんだろう


そんなことを想ったことはないでしょうか?

保健室コーチングでは、
まずは、想起パターンや想像パターンに違いあることを理解します。

 それが、
「アソシエイト」「ディソシエイト」という概念です。

 

アソシエイト=臨場感をもって主観的に再体験すること
未来や過去のことなのに、感情も時制を超えて今ここで感じる

ディソシエイト=客観的に距離を置いて眺めるような体験の方法
リアルな感情を感じることは少ない

 
 保健室コーチングでは「不幸体質」「幸せ体質」という言葉を使います。
 アソシエイト、ディソシエイトは、どちらが良い悪いというものはありません。
 どの場面で、どのようにそれを使っているのかということが、その人の状態を決めます

 
 保健室やカウンセリングルームでは、相談を受けている時、
 相手は、今、アソシエイトしているのかディソシエイトしているのかを
 よく観察する必要があります。


 アソシエイトしている状態では、コーチングが機能しません。
 リフレーミングできないのです。

 下手をすると、傾聴の段階で
 相手をかえってアソシエイトさせてしまうこともあります。
 こうなると、相手は、
 自分の思い込みやマイナス感情の箱にさらに深く入り込んでしまいます。

  保健室コーチングベーシックコースでは、
 アソシエイトした相談者に客観性を取り戻させる傾聴法や
 アソシエイトした状態から短時間で、客観性を取り戻すための様々な手法を学びます。

 それは、オンラインでは決して体験できない
 対面だからこその学びで体得します。

 オンラインも便利。でも、知得で終わってしまう危険性があります。
 受験勉強やテストで読点を取る学び方では、

 本当に大切なことは十分に自分のものにはなりません。


 体得こそが、本当の学び。

 だからこそ、保健室コーチングでは、
 対面の学びにこだわっています。



 次回は、アソシエイト、ディソシエイトについて
 もう少し、深めていきます。

 それでは、今日も素敵な1日を!

 

この記事は、メルマガ「生きづらさを生きる力に変える波動脳科学レッスン」

2023年11月15日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

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