2017年11月、10月末に納車された新車のミニバンを駆って結婚30周年記念のイベントで北九州を巡る車中泊の旅に行ってきました。
車中泊は前回の岡山・倉敷の旅に続き、二回目となります。仮眠を含めて4泊5日、少し長くなりますが、以下、レポートです。
11月1日夜
20時半に富田林の自宅を出発、阪神高速神戸線から第二神明、加古川バイパス、姫路バイパスを経て山陽道へ。西に向かってひた走り、途中で仮眠をしようと2度ほどサービスエリアに入ったものの、いずれもトラックでいっぱい。それにしても、パーキングの駐車エリアを占領するほどのトラックの量にビックリしました。結局、宮島SAまで行ってようやく仮眠をとるこができました。
11月2日朝
初めて車で越える関門海峡。古来、数々の歴史を生み出してきた要衝をこの眼に収めるために壇之浦PAに立ち寄りました。海峡は想像以上に狭くて潮の流れが速いと思いました。
11月2日昼
ツアー最初の目的地、呼子に到着。何年か前に食べて感激した呼子のイカをもう一度、と海に浮かぶレストラン「萬坊」でイカコース(2,860円)を堪能。造りのあとは天ぷらと塩焼きも。萬坊はイカしゅうまい発祥のお店らしい。
11月2日午後
食後は加部島に渡り、港の入り口に佇む田島神社を参拝。こんな田舎の小さな島にある神社なのに式内明神大社。古代にはこの港は朝鮮半島への渡航基地だったのではないだろうか。
加部島の北端、杉の原放牧場へ。海や青空とともに素晴らしい風景で、風が心地よかったなあ。
11月2日夕方
波戸岬の「恋人の聖地」のベンチに座って海を眺めるうちに夫婦でうたたね。潮風の中で気持ちよかった。ゆったりとした時間を過ごしたあと、ワンコを連れて岬の突端にある灯台まで歩き、そこで日没を待って夕陽を眺めた。あたりが暗くなってきて車に戻るころには釣り人も観光客も誰もいなくなり、観光客でいっぱいだったところはドッグランに。恋人の聖地にはハートのモニュメントがあり、カップルがそこで写真を撮るのがお決まりとか。岬の名前は波戸(はと)岬。だからハート。
11月2日夜
日没後に唐津市内まで戻り、虹の松原近くの「鏡山温泉美人の湯」で入浴。近くの回転寿司屋で晩ご飯を食べたあと、宿泊予定地「道の駅きくすい」までまっしぐら。睡魔に負けて途中休憩をはさんだものの23時頃に無事に道の駅に到着。なんと、キャンピングカーなど車中泊の車が結構停まっていて、すでにいい場所は残っていなく、仕方なく広い通りに近い空いたところに駐車。その後、トイレに行ったときに植え込みのむこうにいい場所を見つけたので車を移動して寝場所を確保。朝までぐっすり眠ることができました。
11月3日朝
起床後、ワンコの散歩がてら、道の駅のとなりにある江田船山古墳を見学。ここは歴史の教科書にも載った古墳で、関東の稲荷山古墳とともに銘文入り鉄剣が出たことで有名。実地踏査カテゴリーであらためて紹介しようと思います。
道の駅を出発前にこの日の行き先を決めようと眺めていたGoogleMapで見つけたのが加保田東原(かとうだひがしばる)遺跡。福岡・熊本・大分の県境あたりは北九州倭国と狗奴国の戦いが行われたところで、狗奴国の前線基地のひとつと考えていたこの遺跡がこんな近いところにあると知って訪問を決定し、道の駅を出発。すると車を走らせてすぐに岩原横穴墓群の案内表示。まずはここに立ち寄ることにしました。
岩原横穴墓群を出るとすぐに加保田東原遺跡、のはず。カーナビに従って走ると最後に細い道に入って住宅地の裏に出たところで行き止まり。目の前の広場では数十人のお年寄りがゲートボールを楽しんでおられる。おそらくこの広場が遺跡であろうと、奥さんとワンコを車に残して遺跡の痕跡を探し求めました。すると、最後に曲がったところを曲がらずに少し進んだところに大きな説明板が立っていて、さらに歩き回ると広場の向こうに大きな原っぱがあり、その向こうに資料館らしき建物が見えたのです。行ってみるとそこが遺跡の入り口になっていて、入り口をはいってすぐのところにこの石碑が立っていました。カーナビに頼ったためにわかりにくいルートになってしまったようです。おまけに朝が早かったので残念ながら資料館に入ることはできませんでした。向こうに小さく見える住宅付近に車を停めてます。
11月3日昼
加保田東原遺跡では広場や原っぱを眺めただけに終わったのですが、それでもここに来たことに価値があると思うことにしました。そのあと、歴史公園として整備された鞠智(きくち)城を見学。663年の白村江の戦いに敗れた大和政権が新羅や唐の侵攻に備えて各地に築いた城の一つということになっていますが、来てみてわかったことは、あまりに海から遠くて、新羅や唐の攻撃に備えるためという理屈が成りたないということ。兵站基地という説もあるのですが、それも無理があることを確信しました。
その後、装飾古墳で有名なチブサン古墳、オブサン古墳を見て、さらに近くの西福寺古墳群を見学。チブサン古墳(一番上の写真)は予約をすれば内部を見学できたのですが時間が合わずに断念。一方のオブサン古墳(一番下の写真)は石室を見ることができたのですが、明かりを照らしても装飾を確認することができませんでした。真ん中の写真はチブサン古墳の装飾された石室のレプリカ。訪れる人は無く、ここでもドッグラン状態でワンコは大喜び。
西福寺古墳群をあとにして、近くの鍋田横穴群を横目に見ながらこの日のメインイベントが待つ天草に向かいました。途中、宇土半島と大矢野島にかかる天門橋を渡ったところで工事中の吊り橋をまじかに見ることができました。思わず、日本の土木技術は凄いなあ、と呟いてました。
天草五橋を通過。小学生の頃に見た切手の画像を思い出して懐かしい気持ちに。前島橋を渡ってすぐを左折してリソラテラスというところで休憩。ここは古くはドライブインとして繁盛しただろうと思うものの、海に向かうレストランやカフェを設けて若者でいっぱいでした。
11月3日夕方
途中、少し渋滞があったものの、結果として予約した17時少し前という絶妙なタイミングでツアー最大の目的地「たなか畜産」に到着。アルコール抜きで30周年をお祝い。おまかせセット(税別5,000円)はサラダ、スープ、カレーが食べ放題で満腹満腹。ちなみに焼肉食べ放題コースは税別3,800円です。
11月3日夜
お店を出ると既に真っ暗。まっすぐに熊本市内に戻り「天然温泉ぶぶたん」で入浴。その後「道の駅大津」で車中泊。もともとの計画は翌日にまっすぐ阿蘇山に向かおうと思っていたのだけど、調べるうちにメインルートの国道57号線が通行止めになっていることがわかった。そうか、地震で崩落した阿蘇大橋ってここのことだったのか。そして迂回ルートであるミルクロードを通ることにして、ついでにうまくいけば阿蘇の雲海を見てみたいと思い、宿泊地をミルクロードの入り口にある「道の駅大津」に決めました。
11月4日早朝
朝4時半に起床。雲海を期待しながら阿蘇の大観峰を目指して真っ暗なミルクロードを走るうちに霧が出てきた。これは雲海が見れるかも、と思いながら運転を続けると右手の阿蘇カルデラの中に綺麗な夜景が見えてきた。ん?夜景? そしていよいよ日の出前の大観峰へ。駐車場にはすでに多くの車と人。かろうじて空いていたところに車を停めて外に出ると、やはり夜景が見える。空が徐々に白んでくる。霧がかかっているものの雲海にはほど遠い状況。残念だったけど、きれいな朝陽を拝むことができました。
11月4日午前
大観峰から外輪山を下って阿蘇を縦断。途中「道の駅阿蘇」で顔を洗って歯磨き。阿蘇パノラマラインを走って草千里を経て阿蘇山上広場へ。残念ながら火口に向かう道路はいまだ通行禁止。この阿蘇に来ると街の中では感じなかった大地震の影響を至る所で感じました。
11月4日昼
阿蘇をあとにして高千穂峡に到着したものの、駐車場はどこも満車。真名井の滝までワンコを連れてかなり歩くことに。天気も良くて高千穂峡は観光客で溢れていました。高千穂神社や天岩戸神社は来たことがあるのでパスして次の目的地へ。
高千穂のあとは阿蘇の東側を北上して久住高原へ。途中、少しお腹がすいてきたので道端に車を停めて、カセットコンロでお湯を沸かし、持参したカップラーメンで腹ごしらえ。久住高原では見事な景色と紅葉を堪能。
11月4日夕方
久住連山をあとにして、やまなみハイウェイを走って別府温泉へ。高校の修学旅行で走ったコースだ。ただ、映像が記憶に残っておらず「やまなみ」というから久住連山の稜線を走るのかと思っていたらずっと山の中だった。
11月4日夜
別府に到着。市内で見つけた地元の回転寿司屋は新鮮で安くて旨くて大満足。鉄輪温泉にある「ひょうたん温泉」は750円と少し高いが源泉掛け流しで情緒のある本格温泉。また行きたくなる温泉でした。最後の宿泊場所はフェリーターミナルの駐車場。一泊500円ナリ。車中泊仲間の間では、別府市内は車中泊の場所がほとんどないことでよく知られているらしい。
11月5日朝
早朝、隣に停まった釣り人の車にワンコが鳴いたために起床。おかげで別府湾の見事な朝陽を拝めました。
別府へ来たら地獄めぐり。修学旅行の記憶がよみがえる血の池地獄と海地獄。血の池地獄は開園一番乗り。
11月5日昼
最後の目的地、直方市の明治屋産業「びっくり市」でショッピング。ここは2・3日前に奥さんがテレビで見たらしく、行けたら行こうと往路の車中で決めたところ。広い敷地にあるでっかい市場。肉、魚、野菜、フルーツ、お菓子、、、どれも安い。一万円以上の買い物をして車に積み込んだ。車にはいつもクーラーボックスを載せていたので氷をたくさんもらって肉も魚も問題なし。
11月5日午後
すべての予定を完遂して帰路につく。自宅到着は22時を少し回っていたけどほぼ予定通り。新車に買い替えていきなりの長距離旅行で、走った距離は2,000キロを突破。ETC料金がまだ確定していないけど、仮眠も入れて4泊5日の車中泊の旅は食事や買い物も入れた総額はおそらく2人で8万円以内に収まるはず。やめられません。
以上です。次は高山・白川郷・能登半島の旅を計画中です。お楽しみに。
車中泊は前回の岡山・倉敷の旅に続き、二回目となります。仮眠を含めて4泊5日、少し長くなりますが、以下、レポートです。
11月1日夜
20時半に富田林の自宅を出発、阪神高速神戸線から第二神明、加古川バイパス、姫路バイパスを経て山陽道へ。西に向かってひた走り、途中で仮眠をしようと2度ほどサービスエリアに入ったものの、いずれもトラックでいっぱい。それにしても、パーキングの駐車エリアを占領するほどのトラックの量にビックリしました。結局、宮島SAまで行ってようやく仮眠をとるこができました。
11月2日朝
初めて車で越える関門海峡。古来、数々の歴史を生み出してきた要衝をこの眼に収めるために壇之浦PAに立ち寄りました。海峡は想像以上に狭くて潮の流れが速いと思いました。
11月2日昼
ツアー最初の目的地、呼子に到着。何年か前に食べて感激した呼子のイカをもう一度、と海に浮かぶレストラン「萬坊」でイカコース(2,860円)を堪能。造りのあとは天ぷらと塩焼きも。萬坊はイカしゅうまい発祥のお店らしい。
11月2日午後
食後は加部島に渡り、港の入り口に佇む田島神社を参拝。こんな田舎の小さな島にある神社なのに式内明神大社。古代にはこの港は朝鮮半島への渡航基地だったのではないだろうか。
加部島の北端、杉の原放牧場へ。海や青空とともに素晴らしい風景で、風が心地よかったなあ。
11月2日夕方
波戸岬の「恋人の聖地」のベンチに座って海を眺めるうちに夫婦でうたたね。潮風の中で気持ちよかった。ゆったりとした時間を過ごしたあと、ワンコを連れて岬の突端にある灯台まで歩き、そこで日没を待って夕陽を眺めた。あたりが暗くなってきて車に戻るころには釣り人も観光客も誰もいなくなり、観光客でいっぱいだったところはドッグランに。恋人の聖地にはハートのモニュメントがあり、カップルがそこで写真を撮るのがお決まりとか。岬の名前は波戸(はと)岬。だからハート。
11月2日夜
日没後に唐津市内まで戻り、虹の松原近くの「鏡山温泉美人の湯」で入浴。近くの回転寿司屋で晩ご飯を食べたあと、宿泊予定地「道の駅きくすい」までまっしぐら。睡魔に負けて途中休憩をはさんだものの23時頃に無事に道の駅に到着。なんと、キャンピングカーなど車中泊の車が結構停まっていて、すでにいい場所は残っていなく、仕方なく広い通りに近い空いたところに駐車。その後、トイレに行ったときに植え込みのむこうにいい場所を見つけたので車を移動して寝場所を確保。朝までぐっすり眠ることができました。
11月3日朝
起床後、ワンコの散歩がてら、道の駅のとなりにある江田船山古墳を見学。ここは歴史の教科書にも載った古墳で、関東の稲荷山古墳とともに銘文入り鉄剣が出たことで有名。実地踏査カテゴリーであらためて紹介しようと思います。
道の駅を出発前にこの日の行き先を決めようと眺めていたGoogleMapで見つけたのが加保田東原(かとうだひがしばる)遺跡。福岡・熊本・大分の県境あたりは北九州倭国と狗奴国の戦いが行われたところで、狗奴国の前線基地のひとつと考えていたこの遺跡がこんな近いところにあると知って訪問を決定し、道の駅を出発。すると車を走らせてすぐに岩原横穴墓群の案内表示。まずはここに立ち寄ることにしました。
岩原横穴墓群を出るとすぐに加保田東原遺跡、のはず。カーナビに従って走ると最後に細い道に入って住宅地の裏に出たところで行き止まり。目の前の広場では数十人のお年寄りがゲートボールを楽しんでおられる。おそらくこの広場が遺跡であろうと、奥さんとワンコを車に残して遺跡の痕跡を探し求めました。すると、最後に曲がったところを曲がらずに少し進んだところに大きな説明板が立っていて、さらに歩き回ると広場の向こうに大きな原っぱがあり、その向こうに資料館らしき建物が見えたのです。行ってみるとそこが遺跡の入り口になっていて、入り口をはいってすぐのところにこの石碑が立っていました。カーナビに頼ったためにわかりにくいルートになってしまったようです。おまけに朝が早かったので残念ながら資料館に入ることはできませんでした。向こうに小さく見える住宅付近に車を停めてます。
11月3日昼
加保田東原遺跡では広場や原っぱを眺めただけに終わったのですが、それでもここに来たことに価値があると思うことにしました。そのあと、歴史公園として整備された鞠智(きくち)城を見学。663年の白村江の戦いに敗れた大和政権が新羅や唐の侵攻に備えて各地に築いた城の一つということになっていますが、来てみてわかったことは、あまりに海から遠くて、新羅や唐の攻撃に備えるためという理屈が成りたないということ。兵站基地という説もあるのですが、それも無理があることを確信しました。
その後、装飾古墳で有名なチブサン古墳、オブサン古墳を見て、さらに近くの西福寺古墳群を見学。チブサン古墳(一番上の写真)は予約をすれば内部を見学できたのですが時間が合わずに断念。一方のオブサン古墳(一番下の写真)は石室を見ることができたのですが、明かりを照らしても装飾を確認することができませんでした。真ん中の写真はチブサン古墳の装飾された石室のレプリカ。訪れる人は無く、ここでもドッグラン状態でワンコは大喜び。
西福寺古墳群をあとにして、近くの鍋田横穴群を横目に見ながらこの日のメインイベントが待つ天草に向かいました。途中、宇土半島と大矢野島にかかる天門橋を渡ったところで工事中の吊り橋をまじかに見ることができました。思わず、日本の土木技術は凄いなあ、と呟いてました。
天草五橋を通過。小学生の頃に見た切手の画像を思い出して懐かしい気持ちに。前島橋を渡ってすぐを左折してリソラテラスというところで休憩。ここは古くはドライブインとして繁盛しただろうと思うものの、海に向かうレストランやカフェを設けて若者でいっぱいでした。
11月3日夕方
途中、少し渋滞があったものの、結果として予約した17時少し前という絶妙なタイミングでツアー最大の目的地「たなか畜産」に到着。アルコール抜きで30周年をお祝い。おまかせセット(税別5,000円)はサラダ、スープ、カレーが食べ放題で満腹満腹。ちなみに焼肉食べ放題コースは税別3,800円です。
11月3日夜
お店を出ると既に真っ暗。まっすぐに熊本市内に戻り「天然温泉ぶぶたん」で入浴。その後「道の駅大津」で車中泊。もともとの計画は翌日にまっすぐ阿蘇山に向かおうと思っていたのだけど、調べるうちにメインルートの国道57号線が通行止めになっていることがわかった。そうか、地震で崩落した阿蘇大橋ってここのことだったのか。そして迂回ルートであるミルクロードを通ることにして、ついでにうまくいけば阿蘇の雲海を見てみたいと思い、宿泊地をミルクロードの入り口にある「道の駅大津」に決めました。
11月4日早朝
朝4時半に起床。雲海を期待しながら阿蘇の大観峰を目指して真っ暗なミルクロードを走るうちに霧が出てきた。これは雲海が見れるかも、と思いながら運転を続けると右手の阿蘇カルデラの中に綺麗な夜景が見えてきた。ん?夜景? そしていよいよ日の出前の大観峰へ。駐車場にはすでに多くの車と人。かろうじて空いていたところに車を停めて外に出ると、やはり夜景が見える。空が徐々に白んでくる。霧がかかっているものの雲海にはほど遠い状況。残念だったけど、きれいな朝陽を拝むことができました。
11月4日午前
大観峰から外輪山を下って阿蘇を縦断。途中「道の駅阿蘇」で顔を洗って歯磨き。阿蘇パノラマラインを走って草千里を経て阿蘇山上広場へ。残念ながら火口に向かう道路はいまだ通行禁止。この阿蘇に来ると街の中では感じなかった大地震の影響を至る所で感じました。
11月4日昼
阿蘇をあとにして高千穂峡に到着したものの、駐車場はどこも満車。真名井の滝までワンコを連れてかなり歩くことに。天気も良くて高千穂峡は観光客で溢れていました。高千穂神社や天岩戸神社は来たことがあるのでパスして次の目的地へ。
高千穂のあとは阿蘇の東側を北上して久住高原へ。途中、少しお腹がすいてきたので道端に車を停めて、カセットコンロでお湯を沸かし、持参したカップラーメンで腹ごしらえ。久住高原では見事な景色と紅葉を堪能。
11月4日夕方
久住連山をあとにして、やまなみハイウェイを走って別府温泉へ。高校の修学旅行で走ったコースだ。ただ、映像が記憶に残っておらず「やまなみ」というから久住連山の稜線を走るのかと思っていたらずっと山の中だった。
11月4日夜
別府に到着。市内で見つけた地元の回転寿司屋は新鮮で安くて旨くて大満足。鉄輪温泉にある「ひょうたん温泉」は750円と少し高いが源泉掛け流しで情緒のある本格温泉。また行きたくなる温泉でした。最後の宿泊場所はフェリーターミナルの駐車場。一泊500円ナリ。車中泊仲間の間では、別府市内は車中泊の場所がほとんどないことでよく知られているらしい。
11月5日朝
早朝、隣に停まった釣り人の車にワンコが鳴いたために起床。おかげで別府湾の見事な朝陽を拝めました。
別府へ来たら地獄めぐり。修学旅行の記憶がよみがえる血の池地獄と海地獄。血の池地獄は開園一番乗り。
11月5日昼
最後の目的地、直方市の明治屋産業「びっくり市」でショッピング。ここは2・3日前に奥さんがテレビで見たらしく、行けたら行こうと往路の車中で決めたところ。広い敷地にあるでっかい市場。肉、魚、野菜、フルーツ、お菓子、、、どれも安い。一万円以上の買い物をして車に積み込んだ。車にはいつもクーラーボックスを載せていたので氷をたくさんもらって肉も魚も問題なし。
11月5日午後
すべての予定を完遂して帰路につく。自宅到着は22時を少し回っていたけどほぼ予定通り。新車に買い替えていきなりの長距離旅行で、走った距離は2,000キロを突破。ETC料金がまだ確定していないけど、仮眠も入れて4泊5日の車中泊の旅は食事や買い物も入れた総額はおそらく2人で8万円以内に収まるはず。やめられません。
以上です。次は高山・白川郷・能登半島の旅を計画中です。お楽しみに。