京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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2013 2/9の拝観報告1(伏見稲荷大社 初午大祭)
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写真は、左:しるしの杉、右:伏見人形の火除けの布袋さん
この日は朝から拝観日でした。
8:00に自宅を出て、地下鉄烏丸線で京都駅へ。
そしてJR奈良線にて稲荷駅で下車します。
8:45頃到着です。
この日は”初午大祭”です。
通常と初午大祭で何が違ったかというと、
・本殿での御祓いの列が尋常ではなかった
・稲荷山のお参りも明らかに人が多かった
・しるしの杉があちこちで売っている
ぐらいでした。
そして今回の伏見稲荷大社のもう1つの目的が、”稲荷山の初攻略”です!
今までは”四ツ辻”まででした。
8:50頃から早速千本鳥居に入りました。
この3年程、毎朝2km走っている成果もあってか、四ツ辻までは20分弱。
そしてここから初めての一ノ峰までのループです。
三ノ峰から(反時計回り)進みます。
結果的にこのループで30分。
四ツ辻からの下山で15分。
の、計1時間5分程度で戻ってきました。
下山時に10:00前でしたからね。
これは超早いでしょうね。
通常なら1時間45分ぐらいでしょうか。
今に至るまで”筋肉痛知らず”は、我ながら大したものです(笑)。
この稲荷山の詳細も、今後「伏見散策」の本編に追加掲載します。
そして予定より到着が相当早かったため、ここからお買いものです。
まずはお約束の”しるしの杉”で2500円。
それと妻に話をするとノッてきた”布袋さん”です。
京都検定に出てくるのですが、町屋ではこの布袋さんを1年に1体ずつ初午で買って、おくどさんに並べます。
これは火除けの布袋で、7年かけて7体並べると満願です。
そしてこの布袋さんはだんだん大きくなっていきます。
今回1番目の布袋さんは、体長8cmで1600円。
最後の7体目は20cmぐらいありました。
今年から毎年集めていこうと思います。
そして10:30頃、伏見稲荷大社を後にして次に向かいました。
アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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京都検定1級の勉強法11 初期10(きょうの京都)
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写真は、きょうの京都
紫紅社
おすすめ度☆
これは365日のカレンダー形式で、京都の催事が説明してあります。
しかし365日は量が多いです。
イベント自体は覚えられても、一気に読むと肝心の日付が入ってこないです。
催事の知識は、テキストの最後にあるの催事の表と、問題と解説で出てきたものを“自分ノート”に書き出したものだけで十分でしょう。
それならこの本の1/3程度にはなりますし、逆にそれだけを完璧にした方が点数になるでしょう。
ここまでを8月末に読み終えていました。
目次
1月 初詣、都七福神まいり、通し矢、初天神
2月 湯立神事、節分、初午大祭、五大力尊仁王会、梅花祭
3月 雛祭、釈迦涅槃図、嵯峨のお松明、はねず踊り
4月 都をどり、やすらい祭、十三詣、壬生大念仏狂言、曲水の宴
5月 千本ゑんま堂狂言、駆馬神事、皐月の床、葵祭、三船祭
6月 京都薪能、県祭、竹伐り会式、夏越の祓
7月 祇園祭、七夕、祇園祭山鉾巡行、きゅうり封じ
8月 八朔、六道まいり、五山の送り火、千灯供養
9月 烏相撲、石清水祭、観月の夕べ
10月 ずいき祭、二十五菩薩お練り供養、時代祭、鞍馬の火祭
11月 亥子祭、お火焚、京の紅葉、まねき上げ
12月 吉例顔見世興行、大根だき、煤払い、終弘法、除夜の鐘
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東福寺11 予約拝観 退耕庵(東山南部散策11)
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写真は、退耕庵の真隠庭
拝観には事前に電話での予約が必要で、拝観料は500円です。
また数年に1回ぐらいですが、特別公開されることもあります(2012春など)
長州藩の菩提寺だそうです。
表門を入ると真っ直ぐに参道があり、その右手に地蔵堂があります。
地蔵堂の中央には玉章(たまずさ)地蔵尊が、右手には阿弥陀如来像、左手には十一面観音像がお祀りされていました。
参道突き当り左手に唐破風の玄関があり、奥は火頭窓になっています。
廊下の向こうは庭園で、廊下の右手が書院、左手が枯山水の庭園を挟んで本堂です。
本堂の奥には池泉式庭園が続き、池の睡蓮と敷地外にまで溢れるもみじがきれいでした。
また本堂の内陣中央には本尊の十一面千手観音像がありますが、暗くて見えにくいです。
内陣の左手前には、小町百才の像もありました。
書院に戻ります。
書院は室町時代以降荒廃したのを、戦国武将、安国寺恵瓊(えけい)によって再興されました。
書院南庭の真隠庭は、一面苔のお庭に樹齢300年の霧島ツツジがあります。
4月末~GWぐらいは、苔ともみじの新緑に、真っ赤な霧島ツツジが映えてメチャクチャきれいです。
一面の苔の起伏は中国の大地を現わしているそうです。
書院には茶室の作夢軒があります。
作夢軒には茶室の横と上に武者隠しのような部屋があり、安国寺恵瓊が石田三成らと関ヶ原の合戦の密談をした当時のままだそうです。
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