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2018 8/12の拝観報告(承天閣美術館 浮世絵最強列伝)

写真は、承天閣美術館の表門
日曜日です。
長男の夏期講習もこの日から8/16までお盆休み。
朝から出された課題をしていましたが、以前から約束していたことがありました。
社会の江戸時代の文化史をやっていた長男が、「菱川師宣とか葛飾北斎とか、名前と作品が区別がつかない」と。
じゃあちょうど夏休みに「浮世絵最強列伝」っていう展覧会が近くであるから一緒に行こうと話していました。
昼食を終え、さらにもうひと勉強した14:00に自転車で自宅を出ました。
チケットは前売りで購入していました。
最初の部屋が江戸初期から中期。
菱川師宣、鈴木春信、喜多川歌麿や東洲斎写楽の作品などがありました。
こちらはさすがに見返り美人などではなかったですが、錦絵や大首絵などそれぞれの作品の雰囲気などは分かったようです。
奧の展示室はいよいよ江戸中期以降。
入って正面にあった葛飾北斎 富嶽三十六景 凱風快晴は、資料集にあった作品。
長男も「ホンモノ、スゴイ・・・」って、ホンモノの迫力に見入っていました。
思えば長男は幼稚園から今まで、絵画で5回ぐらい入賞しています。
絵心があるのでしょうかw
隣には山下白雨もありました。
まあ後期だけでいいかと思っていましたが、こうしてみると前期の神奈川沖浪裏も観たかった気がします。
さらに奥には歌川広重 東海道五十三次 蒲原 夜之雪が。
3人の人物以外はモノトーン。
人物の色が引き立ちますし、モノトーンの単調さから雪の静けさが伝わる気がします。
同じく東海道五十三次 御油 旅人留女は、東海道中膝栗毛にも出てくる客引きの風景。
ちょっと滑稽さも伝わりますねw
最後は歌川広重 名所江戸百景 大はしあたけの夕立。
これも長男は観たことがあると。
印象的だから有名なのか、有名だから印象に残るかは分かりませんが、やはり記憶に残る作品ですね。
結局15:15まで観ましたが、長男も「ホンモノってすごいな。またいろいろ観たい」と言っていました。
長男はもう小6。
次男と違ってもうウロチョロしないので、来年以降いい同行者が出来たかもしれませんね(笑)。
承天閣美術館を出て、自転車で最初に茶ろんたわらやに行きましたが、満席。
そこで鶴屋吉信に行きました。
長男は宇治金時。

僕はくずきりを頂きました。

フワフワの宇治金時を食べて密かに喜んでいる長男は、まだ子供ですね(笑)。
16:00過ぎに帰宅して、長男はまた勉強を始めました。
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