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対鳳庵

写真は、立礼席(左)と広間(正面)。

対鳳庵(たいほうあん)は、宇治市が運営しているお茶室で、平等院の裏手にあります。

アクセス
宇治橋西詰から平等院への参道を歩きます。
参道を約150m歩くと正面と左右道が分かれ、正面が平等院方面ですが、ここを左に進みます。
途中から石段を登ると、宇治川沿いの道に出るので、これを右に進みます。
約80mで再び二又になるので、これを左の坂の下の方へ進みます。
約60m進んだ右手に対鳳庵があり、その先に隣接して宇治市観光センターがあります。

呈茶を体験できますが、コースがいくつかあります。
そしてその支払いは先に宇治市観光センターで行い、お茶券を持って対鳳庵に行きます。

呈茶は抹茶の日と煎茶の日がありますが、煎茶は月4日程度でほとんどは抹茶です。

まずは抹茶の場合。
・薄茶1,000円:予約不要で1名様からOK。20分から30分で、場所は8畳の広間です。
・濃茶と薄茶セット3,000円:濃茶と薄茶の2席。3日前までに予約が必要で、1名からOK。約50分で、場所は小間の本席。
 そして基本は7月~9月、12月~2月の間のみ開催です(10月・11月も特別に開催することもあり)。

次に煎茶の場合。
・煎茶1,000円:予約不要で1名からOK。約30分で、場所は8畳の広間です。
・玉露1,400円:予約不要で1名からOK。約30分で、場所は8畳の広間です。
・玉露と煎茶セット2,000円:3日前までに予約が必要で、1名からOK。30分~40分で、場所は8畳の広間です。

最後にお点前体験。
・抹茶 or 煎茶2,400円:先に先生のお点前を見たのち、ご自分で点てます。3日前までに予約が必要で、1名からOK。約40分で、場所は立礼席です。

ふらっと行った場合は、抹茶の薄茶になる可能性が高いでしょう。
もし小間の本席に入りたければ、濃茶と薄茶セットを予約する必要があります。

内部です。
宇治観光センターに面して、表門があります。
表門を入ると、右手に露地庭園を挟んで小間の本席
正面の手前に待合、そして奥に広間。
左手には立礼席があります。

濃茶と薄茶セットの場合、待合で待っているとお声が掛かり、露地庭園を経て躙口から本席に入ります。
本席は三畳向切で、ここで濃茶のお点前をしてくださいます。
2020年からは新型コロナの影響で、回し飲みではなく1人1椀の形式になっています。

次は薄茶ですが、露地庭園を経て広間に移動します。
広間は8畳で、こちらで薄茶を頂きます。
こちらは点出しと書いてありましたが、当日は我々しかいなかったためかお点前して下さいました。

1時間弱で終了しました。


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