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湯豆腐嵯峨野(旧富田屋旅館)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/50/aff3705ef8bf2e0bfa638b2b03ee8ada.jpg)
写真は、表門
湯豆腐嵯峨野は嵐山にある湯豆腐屋さんです。
アクセス
嵐電嵐山駅で下車します。
目の前の長辻通を左折し、約150m直進します
すると映像などでもよく見る渡月橋北詰の交差点に付きます。
ここを右折して、大堰川沿いを歩きます。
約350m進むと翠嵐ラグジュアリーコレクションホテルに付き当たるので、ここを右折します。
するとすぐ右手に羅漢像がたくさん並ぶ嵐山羅漢が見えます。
この右手に湯豆腐嵯峨野の新館があります。
こちらは手前に新館、奥に本館があり、本館は村野藤吾が設計したもので宗右衛門町の近くにあった富田屋旅館を移築したものです。
通常は食事でお邪魔出来ますが、今回は2020年11/13の朝日カルチャーセンター「関西建築遺産を訪ねる」で室内を見学した模様です。
今は新館から入りますが、富田屋旅館時代の本来の玄関は北側のパンとエスプレッソと嵐山庭園に面した部分です。
新館をまっすぐに抜けると、上写真のように広い庭園が拡がり、左手に本館が見えます。
靴を脱いで左手の応接室から入ります。
右手にあるライトも村野藤吾の設計だそうです。
応接室の左手には6畳の茶室があり、今は個室として使っておられます。
応接室の右手に進みます。
廊下を進むと左手に本来の玄関ホールがあります。
この玄関ホールの設えが非常に個性的です。
本来の玄関からアプローチすると、旧表門をくぐると玄関は竹格子です。
石畳は左手に続きます。
先に進むと側面は壁に、天井は網代天井と内路地になり薄暗くなります。
突き当りを右に曲がると前述の玄関ホールが拡がります。
玄関ホールは正面に蹲踞があり、廊下とは腰部分が移動する目隠し障子で視界が遮られています。
靴を脱いで右手から上がると一段段差があり前述の廊下になり、右手には2階への階段があります。
1階は廊下の右手前から楓の間、井筒の間、廊下を右奥に進んで離れがあります。
楓ノ間が1番広く12畳ほどあり、井筒ノ間は8畳ほどでともにお庭に面しています。
2階は廊下の右手(庭園側)に手前から牡丹ノ間、桜ノ間、五月ノ間、左手(道路側)には手前から菊ノ間、桔梗ノ間、葵ノ間がありました。
特に牡丹ノ間には2畳の琵琶棚があるのが特徴的でした。
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