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2018 3/11の拝観報告3 最終(洛西の仏像3 正法寺 大原野神社 阿弥陀寺)


写真は、正法寺の本堂

バスで府道141号線に戻り、府道140号線から大原野道へ。
14:40頃にまずやって来たのが、正法寺です。
本堂で本尊の三面千手観音像にお参りします。
いつもは外陣からですが、今回は内陣の間際まで入れました。

そして書院の庭園や不動堂。
さらに境内の向かい側にある梅林も、今回は非常にきれいでした。

正法寺の後、引き続き徒歩で大原野神社へ。
こちらは仏像はないので、藤原氏にまつわる由緒や狛犬ならぬ狛鹿のお話など。
今回驚いたのが、千眼桜の周囲が柵で囲われていました。
誰かが要らないことをしたのか、動物が芽を食べるのか。
もしこのままのら、満開でも写真映えしないですね・・・。

15:30頃、こちらをバスで出ました。

大原野道から新林本道に出て、国道1号線へ。
千代原口の交差点辺りで南へ。
ここから徒歩で住宅街の中を歩いて、最後は16:00頃に細い細い路地の奥にある阿弥陀寺にやって来ました。
こちらは洛西観音霊場の札所で、初めてでした。

そもそもこの洛西の仏像シリーズの1つのテーマが、室町時代の西の大寺院であった法華山寺でした。
こちらの千手観音像はその法華山寺にあったものだそうです。

こちらも内陣まで入って千手観音像にお参りさせて頂き、16:30頃に解散となりました。

阿弥陀寺からはアマ会の5人で歩いて阪急桂駅に向かい、各々帰宅しました。

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2018 3/11の拝観報告2(洛西の仏像2 宝菩提院願徳寺 勝持寺)


写真は、宝菩提院願徳寺の本堂

桂地蔵寺の後、桂川街道を南下し、上久世の交差点を西へ。
その先にあるイオンモール京都桂川で、各々昼食でした。
こちらは僕が家族でよく来るので、勝手知ったるところ(笑)。
アマ会の5人で食事にしました。
2階のレストラン街の洛西小路か、3階のフードコート。
しかしレストラン街に行くと、5人もいるとどこのお店にするか決めるのもなかなか。
さらに会計も一括になるので、何かと面倒です。
なので一直線に3階のフードコートへ。
しかしもこちらのフードコートはなかなかお店が充実しているので、お誂え向きでした(笑)。
ただ11:30を少し回っていたので、案の定少し5名分の席を確保するのに苦労しましたが。

昼食を終えて、12:30に再集合。
再びバスで出発です。
府道201号線から府道140号。
さらに府道141号を西へ。
京都縦貫道の下をくぐって、13:00過ぎにやってきたのが宝菩提院願徳寺です。
こちらはもう国宝の如意輪観世音菩薩ですね。
最初にご住職からガッツリお話があります。
そして引き続き講師の関根先生の仏像の解説も。
やはり国宝だからってわけでもないです、こちらの如意輪観世音菩薩像は美しいですね。

そして徒歩で隣の勝持寺へ。
まずは本堂の前で関根先生から由緒などの説明があり、その後瑠璃光殿に入り仏像の解説でした。
薬師如来像の右手の結印が特徴的ですね。
薬壺を持った左手の上にかぶせるような来迎印なので、まさに薬壺を開けようとしているように見えますね。
胎内仏の方は単眼鏡があってよかったです。

その他、金剛力士像は大原野神社方面から来る際、途中にある仁王門に元々はあったんですね。

仏像の解説後は庭園の方も自由拝観で、14:20頃にまたバスで出発しました。

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2018 3/11の拝観報告1(洛西の仏像1 蔵王堂光福寺 桂地蔵寺)


写真は、蔵王堂光福寺の本堂

日曜日です。
この日は1日、近畿文化会の「洛西の仏像3」に参加しました。
8:45頃に自宅を出て、地下鉄で竹田駅へ。
9:20集合。
既にアマ会から参加予定だった、あんとんさん、シヲさん、frippertronicsさん、puffyさんは来ておられました。
総勢では38名ほどだったと思います。

いつものように小型バス2台で出発です。

油小路通を北上し、久世橋通を西に向かい、さらに国道171号線を西に進みます。
10:00頃、最初に向かったのが、蔵王堂光福寺です。
本堂に上がらせて頂きました。
本尊の蔵王権現像は秘仏で、50年に1度の御開帳です。
前回が2004年でしたので、当分先ですね。
ご本尊の開扉はなかったですが、脇壇をすべて開けて下さっていました。

以前六歳念仏の時に来た際も本堂は開いているには開いていたのですが、演者の方の控室のようになっていたので入れませんでした。

ご住職さんもたくさんお話して下さり、とても興味深かったです。

そしてまたバスで移動です。
桂川街道に出て、北上します。
下桂の辺りでバスを降り、徒歩で来たのが桂地蔵寺です。
六地蔵めぐりで有名ですね。

今回9/8の薬師盆でしか御開帳されない石薬師如来像の開扉はなかったですが、大きな地蔵菩薩像や阿弥陀如来像などにお参りさせて頂きました。
また御住職さんに五色散椿のお話をしたら、「今年は昨日やっと1輪咲きましたよ」と見せて下さいました。

いずれもかつてお参りに来たことのあるお寺さんではありますが、ご住職さんや帯同されている講師の関根俊一先生の解説を聞くことで、さらに知識が増してよかったです。

11:00過ぎにこちらを出ました。

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円応寺 福知山


写真は、医王宝殿(左)と本堂(右)

円応寺は福知山市 篠尾にある曹洞宗寺院です。

アクセス
国道9号線を西に進み、沓掛ICから京都縦貫道に乗ります。
綾部JCTで舞鶴若狭道へ進み、福知山ICで降ります。
福知山ICから国道9号線を、福知山市街地方面に進みます。
約7km先、歩道橋のある篠尾歩道橋の交差点を左折します。
道なりに約160m進むと、小さな川沿いの道が右にあるので、そちらに進みます。
その道を道なりに約250m進んだ右手に円応寺の駐車場と表門があります。

通常お堂は閉まっていますが、13年に1回申年だけ本尊の馬頭観世音菩薩像が御開帳されます。
2016年に御開帳があり、4/24~5/15でした。

石段を登り表門を潜ります。
正面に本堂、右手に庫裏、右手前に鐘楼、本堂の左手に医王宝殿、左手前に粟嶋社があります。

本堂に入ります。
内陣中央に御本尊の馬頭観世音菩薩像が御開帳されていました。
頭上の馬頭はお厨子の上に隠れていました。
本堂の左手にお前立の馬頭観世音菩薩像がお祀りされていました。
また本堂の背後は位牌堂が連続してあり、境目の左右に達磨大師像と大権修理菩薩像がお祀りされていました。

医王宝殿も開放されていました。
内陣中央に薬師如来坐像、左右に日光月光菩薩像、堂内左手に地蔵菩薩像がお祀りされていました。

さらに医王宝殿の左隣りに石仏の地蔵菩薩像があります。
室町時代のもので、福知山市指定文化財です。

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医王寺 綾部


写真は、お堂

綾部市の安国寺の近くにある一堂宇を残す寺院で、阿弥陀如来像が重文に指定されています。

アクセス
五条通を西へ進み、京都縦貫道に沓掛ICから乗ります。
約50分走り、綾部安国寺ICで降ります。
高速を降りると国道27号線とのT字路になるので、ここを右へ進みます。
約900m先の梅迫の交差点を右折します。
右折してさらに約800m進むと手前に左折路のあるY字路になります。
右手には公民館が見えるので、この公民館に車を停めます。
そしてY字路の手前にある左手の道を歩きます。
坂を上り左手の1軒目と2軒目のお家の間の白いコンクリート舗装された道を歩いていきます。
その突き当りの坂の上に医王寺のお堂があります。

通常お堂は閉まっていますが、年4回(春分の日、5/8、8/14、秋分の日)だけ開帳されます。
本来は安国寺で管理されているのですが、開帳自体は梅迫の地域の当番の方が行われています。
詳細な時間などに決まりはないそうで、当番の方次第のようです。
僕は安国寺のご住職から当番の方の連絡先を教えて頂き、直接連絡を取って8/14にお参りさせて頂きました。
なお訪問した日の御開帳は、7:00~9:00でした。

お堂に入ると、内陣の中央に重文 阿弥陀如来坐像のお厨子があり、御開帳されていました。
堂内には電気もないので、ライト持参の方がいいかもしれません。
像内には銘文が残されており、鎌倉末期の1321年に法印尭円がつくったと記されていたそうです。
お厨子の右手には聖観音像、地蔵菩薩像、左手には達磨大師像がお祀りされていました。

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道風神社


写真は、明王殿(左)と本殿(右)

三蹟の一人、小野道風がここから湧き出る霊水で墨を磨って書が上達したという伝承からこちらにお祀りされています。

福王子から周山街道に入ります。
神護寺、高山寺の前を通過してさらに北上します。
やがて杉の里トンネルが現れ、これをくぐります。
次にまたすぐに中川トンネルがあるので、これをくぐります。
トンネルで出るとすぐに府道31号線とのT字路になるので、ここを府増31号線へ右折します。
約670mでY字路になるので、ここを細い右側の府道31号線へ進みます。
ここからさらに約1.6km進んで右手に道風神社があります。

朱塗りの橋を渡り、鳥居をくぐります。
左手の石畳の参道を進みます。
途中の右手に積翠池(硯の水)があります。
さらに石段を登ると、小さな表門があります。

表門の正面には明王堂、左手には舞台、左手奥には和香水碑文、左手前に社務所があります。
参道は右に折れ、右手奥に本殿があります。
本殿の左手脇に由緒書きが置いてありました。

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北山杉の里 中川


写真は、中川の集落図

中川は北山杉の生産地であり、川端康成の小説「古都」の舞台として有名です。

アクセス
福王子から周山街道(国道162号線)に入ります。福王寺から約5kmで、神護寺のヘアピンカーブに差し掛かります。
さらに約3kmで杉の里トンネルが現れるので、これをくぐります。
次にまたすぐに中川トンネルが見えますが、この手前右に「中川へ」と書いた分岐があるので、ここに右折します。
この奥が中川の集落です。

清滝川沿いに国道162号線の旧道があり、この右手に並走するように山手の道があります。
個人でまわってもいいですが、事前に中川村おこしの会(075-406-2340)に連絡すると、有料で2人以上からガイドをして頂けます。

今回は2016年8/27と8/28に2回開催された、京都市観光協会主催の「京都・中川 北山杉の里と涼風の高雄探訪」での内容を報告します。

まずは1番手前の清滝川沿いにある木造倉庫群です。
かつてはここで切り出した木の皮をむき、磨き、乾燥、保存されていましたが、今は郊外の機械化された施設で行われています。
ここで丸太磨きの見学と体験をしました。
細かい砂利を水に濡らして、木目に沿って擦って磨きます。

ここから細い住宅間の路地のような坂道を登り、山手の道に入ります。ここには樹齢400年の大台杉があります。

さらに先に進むと、宗蓮寺です。
宗蓮寺の詳細はこちら。

宗蓮寺の先に進むと、茅葺屋根のきれいな上田家があります。その先は見晴らしがよくなり、中川の集落や杉が植林された山がよく見えます。

やがて道が下り坂になり旧道に合流しますが、この合流点に仕上がった丸太の倉庫があります。きれいにツルツルのものや、天然でボコボコしたもの、さらには生育の途中で針金を幹に巻き付け、その間に流線型のプラスティック板を並べて、人口的に縦線を付けた丸太などが並んでいました。

旧道の少し進むと右手に八幡宮、左手に消防署、自治会館があります。
八幡宮の境内の左手奥には、樹齢600年の巨大杉の御神木があります。

また消防署には全国に3台しかないという消救車(1台で消防車+救急車)があります。

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2018(平成 30)年 京の夏の旅の速報


写真は、旧邸御室 落語寄席の際の広間

もう来週末で京の冬の旅も終わりですが、林光院の鶯宿梅がそろそろ満開なのでしょうか。

さて日ごとに暖かくなり、春の気配が感じられる今日この頃。
こちらの話題は、もう夏です(笑)。

昨日、一部衆さんから情報を頂きました。
この場を借りてお礼を申しあげます。
ありがとうございました。

さて今年の京の夏の旅の主な開催期間は、7/7(土)~9/30(日)。
時間は夏と冬はいつも、10:00~16:00ですね。

いつものようにレアさで分類して参ります。

分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される、非公開の重文クラス以上の文化財が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

C-3 角屋 
7/19~9/14。
春と秋に比較的長期に公開されています。しかし通常は予約制の2階の特別公開は期間中休止です。同時に2階が観られないのは残念ですが、この期間前後なら、独自の公開期間になるので、2階にも行けます。

E-3 輪違屋
7/8の10:00~12:00は見学休止。
お茶屋として営業されているので、もちろん通常は非公開。しかしたまにイベントなどで入れることもありますが、このような予約不要の一般公開は2014年以来です。

もし角屋の1階と2階、さらに輪違屋にも行くのでしたら、7/7~7/18ないしは、9/15~9/30に行かれるといいでしょう。

A-2 長楽館
8/8~9/30までの公開(8/18、8/19、8/28、9/2、9/5、9/8、9/10、9/11、9/15、9/16、9/19、9/22、9/28は見学休止)。
御成の間 こちらは期間が短く、8/8~9/30です。通常は喫茶、食事やs宿泊も可能な施設として営業されています。御成の間の特別公開ということですが、僕の写真ホルダーには御成の間の写真があるので、通常でも観ているのでは・・・と思っています。いやでも、行きますけどね(笑)。

E-3 大雲院 祇園閣 
9/26のみ拝観休止。
昨年の夏の旅でも公開がありました。しかし定期的な公開はなく、しかも数年単位で開かないこともあるので、未だの方は是非。

A-1 上賀茂神社 本殿・権殿 本殿、権殿は通常拝観でも観られます。寺宝などのプラスアルファはあるでしょう。

B-2 下鴨神社 本殿・大炊殿 本殿、大炊殿は特別公開時だけの公開ですが、春と秋に長期の公開があり、さらに夏の旅もレギュラーです。数えてはないですが、合わせると1年のうち半年くらいは公開しているのではないでしょうか(笑)。

A-2 旧三井家下鴨別邸 主屋二階 
8/9~8/28(8/15、8/22は見学休止)。
旧三井家下鴨別邸自体は通常公開していますが、2階は特別公開時のみです。でも年に1回ぐらいはありそうです。

B-3 旧邸御室 
8/14~8/16は見学休止で、見学時間は11:00~16:00。
今回1番知られていないところではないでしょうか。仁和寺の近くにある、昭和初期の数寄屋造の邸宅です。落語の寄席やクリスマス会などのイベントで公開しておられる時もあります。FBに情報を掲載しておられますが、そろそろHPが出来るそうです。このような形での一般公開は初めてです。

今回は旧邸御室、輪違屋(特に2014年を逃している方)、長楽館 御成の間辺りが、ねらい目ではないでしょうか。

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2018 3/6の拝観報告2 最終(よみうり文化センター 桂文福さんと行く友綱部屋 後編)


写真は、ちゃんこや大皿から取り分けた料理

土俵のある駐車場から道を挟んで、ダイニッカさんのビルの4階へ。
こちらが友綱部屋の宿舎になっています。

こちらの広間でちゃんこを頂きます。



大きな鍋に、大皿料理が並びます。
それを自分のさらに取り分けて頂きます。
ちゃんこは塩味のアッサリ系で、どんどん食べられる感じ。
とても美味しかったですよ。
でも関取のように、どんどん食べるとキケンなのかもしれません(笑)。

ちゃんこもおかわりしていると、結構1鍋ぐらいはすぐになくなりますが、そこは相撲部屋。
すぐに満杯のに換えられました(笑)。

食べ始めていると、友綱親方(元旭天鵬)、玉垣親方(元智ノ花)、魁聖関、旭大星関、旭秀鵬関、旭日松や若い衆も参戦!
非常に近い距離で親方や力士のみなさんとお話しながら食事出来たのは、最高でした。
僕は近くに玉垣親方と文福さんがおられたので、そのお話を聞いたり、質問したりして、非常に有意義な時間でした。


写真は、左から旭大星関、魁聖関、桂文福さん、玉垣親方。

最後は皆さんで記念撮影して12:00前に終わり、その後仕事に向かいました。

朝稽古だけなら個人でも行けますが、親方や力士の皆さんとお話をしながらちゃんこを頂けるのは、好角家にとっては最高に楽しかったです。
この日曜日から春場所が始まりますが、是非友綱部屋の皆さんガンバって欲しいですね。

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2018 3/6の拝観報告1(よみうり文化センター 桂文福さんと行く友綱部屋 前編)


写真は、朝稽古中

この日は朝から大阪へ。
JR野田駅に8:15頃に到着。
よみうり文化センターの「桂文福さんと行く友綱部屋」でした。
以前に宇治の龍神総宮社貴乃花部屋の朝稽古の見学に行っています。
しかし今場所は多分エライことになっているでしょうから、近づけないですよね(笑)。

そういう背景もあり、今回は非常にいい機会でした。
参加者は全部で20名ぐらいだったでしょうか。
アマ会からはあいるさんも参加しておられました。

野田駅から徒歩3分ぐらいで、ダイニッカさんの土俵へ。
こちらの企業はアマチュアの相撲部があるので、土俵が常設されているそうです。
そして春場所の時は友綱部屋(元は大島部屋)に貸しておられるそうです。
文福さんは現地で合流です。

9:00頃に到着すると、幕下以下の力士が稽古されていました。
稽古のまわしも、関取(幕内と十両)は白、幕下以下は黒色です。
稽古も幕下以下はびっちり張り付きですが、関取衆は本人の自由のようです。

途中で出て行かれた魁聖関や旭秀鵬関も、9:30頃には戻って来られ、それからは関取中心の稽古でした。

上の写真の土俵内左が西十両2枚目の旭秀鵬関、右が東十両筆頭の旭大星関。
土俵奥の黒いパーカー姿が、友綱親方(元旭天鵬)です。
そしてその右が今場所は十両から幕下に降りている旭日松(あさひしょう)。
その右が東前頭6枚目の魁聖関。
さらに右の土俵下が、部屋付きの年寄 大島(前友綱親方、元魁輝)と玉垣親方(元智ノ花)です。



しかし幕下以下の力士は大変ですね。
ずっと稽古。
肩で息をしてても稽古。
番付を這い上がって行くには、それしかないのでしょう。

また逆に関取の稽古は自由ですが、結果については自己責任。
関取は一人前として認められるからこそ、結果に対する全責任が自分にあるということなんでしょう。

時折玉垣親方が若い衆に、「もっとこうした方がいい」とか指導されていました。
それを見て、「なんかウチの光景に似てるな」と思いました。
ウチでも長男と次男の勉強を、小さい時から僕がみています。
長男は塾の宿題が分からず質問してきたら「ここがポイントだよ」と教えたり、たまに解き方を見ては「もっとこうした方がいい」とか指導してますもんね。
長男くんも早く十両昇進(希望の私立中学入学)して欲しいものです。
そしたらかなり手が離れるのですが(笑)。

10:15頃、最後は上の写真のように蹲踞で朝稽古は終わりです。

基本相撲部屋の朝稽古の見学は、どこでも飛び込みでOKです。
しかし各部屋の主力である関取衆が出稽古に行かれていることもあるので、事前に予定は確認した方がいでしょう。



稽古が終るとテントの外で親方や関取衆と見学者の写真撮影会(笑)。
友綱親方は、ファンからのスイカの差し入れにご満悦。
でもこのスイカ、彫りがマジでスゴイですね!

この後はちゃんこを頂きます。
明日の後編へ。

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味工房ひさみ(間人)


写真は、外観

味工房ひさみは、間人(たいざ)で旬の地魚を扱う地産食堂です。
1,500円~3,000円ぐらいの海鮮丼、2,000円前後のランチ、1,000円弱の丼ものなどメニューは豊富です。
中でも冬季限定でのかに料理もあります。
間人ガニのフルコースだと30,000円前後しますが、一部間人ガニを使用した14,000円~20,000円ぐらいのコース(小寒コース、中寒コース、大寒コース)もあります(2名以上で要予約)。

アクセス
五条通(国道9号線)を西へ進み、沓掛ICから京都縦貫道に乗ります。
2時間程度走り、終点の丹後大宮ICで降ります。
国道312号線をさらに北上し、長岡大橋の交差点で右折して国道482号線へ。
約2.3kmで国道482号線は右折します。
さらに1.7km道なりに進むと、矢田橋で再度国道482号線は右折します。
道なりに約12km国道482号線を進むと、丹後中学校上の交差点で国道178号線との交差点になるので、これを右折します。
そして国道178号線を1.2km進むと、間人後ヶ浜のT字路になるので、これを左折します(国道178号線は右折)。
右折して約400m進んだ左手に味工房ひさみがあります。

お店に入ると海岸沿いの個室に案内されました。
日本海が目の前です。
お店は繁盛しているようで、次から次へとお客さんが来ておられるのが分かりました。

今回は14,000円の小寒コースを頂きました。
最初にコッペガニの蒸したもの。これは12月中までしか頂けないそうです。
比較的濃厚な味です。
2品目は間人ガニの刺身。間人ガニはプリプリで味はあっさり目です。
3品目は焼き間人ガニ。カニ味噌も頂けますが、一部のカニ味噌は鍋の出汁に使うため分けてあります。カニは目の前にセットされる七輪で焼きます。
間人ガニはここまで。
小寒コースは次のカニしゃぶとカニ鍋からは冷凍のカニになります。
最初に間人ガニのカニ味噌を出汁に入れます。
すると花が咲くようにカニ味噌が開きます。これは冷凍のカニ味噌ではこうはならないそうです。このカニ味噌とお出汁をまず頂きます。カニ味噌がホロホロと口の中で溶けて、味噌の味が口に拡がります。
最初カニの足はしゃぶしゃぶにして頂き、爪や胴の部分は他の具材と一緒に鍋にします。
最後はお約束の雑炊です。

結構な量ですので、お腹いっぱいになりました。
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水月寺


写真は、表門

水月寺(すいげつじ)は八幡市の南西、円福寺の裏側で、もうすぐ大阪府との県境という場所にある臨済宗寺院です。

アクセス
阪神高速8号京都線にて八幡東ICでおります。
八幡内里の交差点で右折し直進、やがて道なりに右に90度カーブすると国道1号線と交差します。
ここを左折してさらに直進すると八幡洞ヶ峠の交差点に来るので、ここを右折します。
右折して約600m、最初の信号がある交差点の男山竹園で左折します。
左折して約100m先の最初の信号を左折します。
住宅街の中の道を約250m右寄りに進んだ先の左手に、水月寺の表門があります。

水月寺は一時期は尼僧道場として発展しましたが、同じく修行道場の円福寺に近いのが修行上よくないとのことで、尼僧道場は一乗寺の圓光寺に移転になりました。
またこちらには徳川家茂に降嫁した和宮の側女が出家し、和宮を弔ったそうです。

表門を入り、石畳を進むと左に石段があります。
これを登った正面に庫裏、右手に方丈があります。
方丈の前庭には手前から、金泊小白龍大善神、白龍大善神、豊姫稲荷大明神、大弁財尊天のお社が並んでいます。

2017年12/7の八幡の古寺巡礼でこちらの方丈にお邪魔しました。
方丈の内陣中央には本尊の釈迦如来像がお祀りされており、また側女が和宮から拝領した打掛を貼ったと云われる屏風が展示されていました。

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皐盧庵茶舗


写真は、外観

皐盧庵(こうろあん)茶舗は、大徳寺 龍光院の隣にあるお茶屋さんです。

アクセス
地下鉄烏丸線の北大路駅で下車し、バスターミナルに移動します。
206系統などで大徳寺方面に進み、大徳寺の次の建勲神社前で下車します。
建勲神社前の交差点は北側だけ道が細くなっているので、そちらに進みます。
約50m先の左手に龍光院があり、さらに先に進んだ龍光院の兜門の右手辺りに皐盧庵茶舗があります。

事前に予約すると、こちらで
茶道体験(3700円)、抹茶製造体験(3600円)、抹茶挽き体験(2600円)、茶かぶき(3700円)、日本茶講座(3700円)などが体験できます(いずれも2名から)。

今回は8名で茶道体験をお願いしました。

まずは玄関から入ります。
入って右手が受付とレジ、左手には4畳半の小間があります。
火と1間を経て、奥の6畳間に入ります。
さらに奥には中庭があります。
最初にこの6畳間で煎茶や抹茶の製造過程、皐盧庵茶舗の沿革について30分ほどお話があります。その際に煎茶を2煎頂きました。

その後、8名でしたので、2階に上がり8畳の広間で呈茶がありました。
そしてその呈茶後には、参加者全員が交代しながら点前座に座り、お茶を点てさせて頂きました。身内に心得のある者がいたので、もうこちらにお任せで教えて貰いながらでしたので、非常に楽しかったです。
13:30に入り、15:00頃に終わりました。

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2018 3/3の拝観報告(興正寺 紅梅・白梅)


写真は、境内の紅梅・白梅

土曜日です。
この日は午後から子供達は、アウトドアクラブでお泊まりに行きます。
長男くんは、幼稚園年長から6年間続けたアウトドアクラブの最後です。
もうすでに塾の方は2月から6年生体制になっており、宿題は激増、志望校別特訓も始まり死にかけています(笑)。
最後の息抜きでしょうか。

さて毎朝通勤で堀川通を車で南下するのですが、堀川七条の交差点で信号待ちをすることが多いです。
するとちょうど右横に興正寺が見えます。
昨日何気なく観ると、紅梅と白梅がいい感じ。

ということで、今朝7:00頃に行って来ました。
もう8割ぐらい咲いたでしょうか。
梅のいい香りがしていました。

月曜日が結構な雨のようですので、行ける方は明日にでもどうでしょうか。

そして今年も昨年に続き、春のお食事付き特別拝観があります。
今年は4/13(金)、4/14(土)、4/15(日)です。
しかし昨年は4/9で桜吹雪(開花は3/29)でした。
今年の開花予想が3/22で、4/13~4/15ですので桜には間に合わないでしょうか。

でも表対面所での食事や、裏対面所にも入れるのでおすすめですよ。

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妙心寺34 予約拝観29 長興院(太秦・花園散策39)


写真は、表門からの境内

長興院(ちょうこういん)は、当初滝川一益が開いた暘谷庵を、娘婿で織田氏庶流を津田秀政が長興院として再興しました。
以前は非公開寺院でしたが、近年は境内も整備され、御朱印や予約拝観もしておられます。

アクセス
JR花園駅で下車し、妙心寺の南総門へ。
南総門には入らず、門前の道を右へ約60m進みます。
すると左手に石畳の道があるので、それを進みます。
右手に妙心寺の駐車場を見ながら約80m進んだ右手に、長興院の表門があります。

2018年の2月から指定された土日の10:00~、14:00~の2回、2,000円で説明付きの予約拝観をしておられます。開催日時はtwitterに掲載しておられます。
10:00からの回に参加しました。
10:00前に開門され、正面の玄関から入ります。
左手の書院の広間に入り、そちらで受付をします。
予約拝観限定朱印もあります。

広間には長机に椅子が20名分ほど用意されており、書院の正面には前庭が、左手には新しい本堂があります。
庭園は雪舟の四季山水図をイメージした、白砂の川に周囲は苔。
苔の部分には紅葉に松や、大きな岩が6つほど配されています。
これはあるお宅で不要になった鞍馬石や伊予青石などの巨石を運びこまれたものです。
最初に書院でご住職が、こちらの由緒やその巨石をクレーンで運び込んだ時のエピソードを楽しくお話してくださいます。

そして書院の裏手に移動し、裏庭を拝見します。
裏庭は横山大観の「生々流転」をモチーフにした、白砂の枯山水庭園です。
こちらには桜や牡丹など四季の花が植えられているそうです。

裏庭から書院の奥にある10畳のお茶室を拝見します。
そして本堂脇の廊下へ。
こちらには麒麟と獏の杉戸絵、津田家に伝わる鎧兜。
さらにはご住職の息子さんの大学の卒業制作である妙心寺 法堂の雲龍図を、10万本の爪楊枝を色付けして刺すことで点描した作品が掛けられていました。

本堂に入ります。
本堂は妙心寺開山堂をイメージして建てられたものですが、その建築の際の耐震性をクリアするための苦労話も面白かったです。
本堂内の内陣中央には本尊の釈迦如来像、手前に四天王像、左手には古い十六羅漢像のうちの2躯がお祀りされていました。
予約拝観では本堂で坐禅がありますが、約2分の説明の後、3分ほどだけでした。

廊下に出て、書院に戻ります。
最後はこちらで生菓子とお薄を頂きました。
終わったのは11:30頃でした。




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