法務問題集

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憲法 > 国民の権利・義務 > 参政権 > 河村又介「新憲法と民主主義」

2011-03-22 00:00:00 | 憲法 > 国民の権利・義務等
【問題】
・河村又介「新憲法と民主主義」(改)
 (略)
 国民投票制には種々の方法があるが、普通にこれを( ア )、( イ )及び( ウ )の三種に大別する。
 ( ア )という言葉は、通俗には広く国民投票一般を意味するもののようにも.用いられているが、その語の本来の意義は、代表者たる議会が一度議決した事柄を、主権者たる国民が確認又は否認して終局的に決定するということであって、国民表決という訳語も必ずしも正確ではない。
 (略)
 ( ア )が議会の為したことの過誤を是正する手段であるのに対して、( イ )は議会が為さないことの怠慢を補完する方法である。
 即ち議会が国民の要望を採り上げないで、必要な立法を怠っている場合に、国民自ら法律案を提出し国民の投票によってその可否を決する制度である。
 (略)
 ( ウ )即ち公務員を国民の投票によって罷免する制度は、元来選挙と表裏を成して人の問題を決定するもので、( エ )を前提とするものであるから、厳密な意味における( オ )ではないけれども、その思想及び制度の歴史に於いて他の国民投票制と形影相伴って発達して来たのみならず、その実行の方法に於いても、概ね共通しているから、通常やはり国民投票制の一種として取り扱われている。
 (略)

【解答】
ア. レファレンダム

イ. 国民発案

ウ. 解職投票

エ. 代議制

オ. 直接民主制

【参考】
参政権 - Wikipedia
国民表決 - Wikipedia
発案 - Wikipedia
国民解職 - Wikipedia
間接民主主義 - Wikipedia
直接民主主義 - Wikipedia