長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

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王林リンゴ

2017年11月14日 | 雑感

 

香港で日本のリンゴの一番人気はふじではなく王林です。

 

しかし王林は日本国内一般的にはあまり人気が有りません。

 

青森では香港台湾にかなりの量が輸出されるので普通に栽培されていて

市場でも数が出回っています。

 

 

さて

弘前市場大きいですね、この規模が3か所あります

 

セリの様子

これはふじです

 

 

下記の写真岩手県のジョナゴールドです。

赤くてもなぜかゴールドそれは下記の理由です

半親がゴールデンデリシャスだからです。

 

「ジョナゴールド」はアメリカのニューヨーク州農業試験場で

育成されたりんごで、親は「ゴールデンデリシャス」×「紅玉」です。

1968年(昭和43年)に発表され、

1970年(昭和45年)に日本に導入されました

 

 

 

中国人バイヤーがシーズン中弘前に訪れて、ホテルに泊りきりで

買い付けに奔走している、王林だけでなく世界一リンゴも集めている。

その買い付け数は半端なくて弘前のリンゴ扱い会社も一目置いている状態ですね。

 

しかし長野はりんご生産規模が青森の約半分以下と小さいので、

中国のバイヤーは長野へは全く来ませんね

来ても仕入れられるリンゴの数が揃わないからです。

 

したがって国内消費をあてにしている長野市近郊では

国内需要のない王林はほとんどの農家では生産していません。

 

 

 

わが社のPCのソフトを管理してくれてるI君のお母さんは

その王林が大好きです。

 

 

それは3年ほど前の事でしたが

私は地元長野県産の王林を少しでも香港に送ろうと長野市近郊で

王林を300ケース程集めたのですが結局集まらず中途半端になってしまい

ました。

結果香港に送らず終い、そこで社員知人に

集まった100ケース程の王林を無料で配った次第です。

 

その時にI君のお母さんにも5ケースほど王林を送り大変に喜ばれ

ふじリンゴより気に入ってもらいました。

 

そんな事で今年もそのお母さんに王林を送ることに。

市場にあまり出回ってこないので、リンゴ農家の友人

吉〇さんに頼んで3ケース、お値打ちで用意してもらった。

 

今では長野市近郊のリンゴ農家では王林は他の品種の授粉用に

わずかに栽培されているのが現状です。

 

 

I君のお母さんも3箱届いて喜ぶでしょう。

王林香りも良くて美味しいのですがねぇ

 

なぜか国内的にはあまり人気が無いんです

 

赤くないリンゴは出世できないというジンクスが日本には有るのです。

 

試食しましたが美味しいですよ!

皆さんもぜひ買っていただいてこの美味しい

王林りんご食べてみてくださいね