日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

天国に留学

2020年02月02日 23時43分47秒 | 思うがままに

江原啓之さんが言っておられました。

不慮の事故で亡くなった5歳の娘さんを諦めきれない両親に「あなたの娘さんは天国に留学したのです。だから元気で見送りましょう」と。

 

そうですね。

私も夫は留学していると思っています。

 

私が留学するとき、先輩としてエスコートしてくれるでしょう。そのとき、

「君、一所懸命に学んだね」と褒められるように日々を送りましょう。

 

夫を失ったことで私は死が怖くなくなりました。そして、ガンさえも

 

ラインホールド・ニーパー氏の

 

「変えることのできないことに対しては、それを受け入れる心の静けさと

 

変えることのできることに対しては

変える勇気を

 

は大好きな詩です。

 

この見極めが聖なるあきらめだと私は体験から学びました。

 

変えられないこと

それは宿命です。

これは執着せずにあきらめること。

 

これこそ聖なるあきらめ。

それは、自分も周りも幸せにする行為だとシスターの鈴木秀子先生もおっしゃっています。

 

悲劇はいつ誰に起こるかわかりませんが、それは必ずしも不幸ではない。

 

現実を受け入れたくないという執着は、現実を見えなくさせます。それが不幸のはじまり

 

そんなことを自分自身に言い聞かせています。

 

水戸の集中講座に行ってきました。そういえば311のとき、水戸駅は信じられない状態になっていました。

 

茨城も大惨事だったのです。そんな最中でも皆さんは明るかったです。

 

授業中に大きな余震があった時、田原豊道先生が「今のは震度いくつかい?」とお聞きになりました。

皆さんが声を揃えて「4」と答えました。たびたびの余震で体感でわかるようになっていたのです。

 

あれからあっという間に9年が経ちました。

 

中島みゆきさんの時代という歌にあります。

 

🎵今はこんなに悲しくて

涙もかれ果てて

もう二度と笑顔には

なれそうもないけど🎵

 

私もまさにそんな心境になりましたが、人は立ち上がる逞しさも持っているものです。

 

 

 

 

 

 

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