ついつい見てしまいました

　昨日は連休ということもあり、お寺では行事が重なりました。

夜には『　不動の光　』を書こうと思ってましたが、

お茶を飲みに台所へ、なにげなくテレビを見ると、

『　松本喜三郎一家物語　』というドラマが始まろうとしておりました。

ついつい、引き込まれていきました。三国連太郎さんと安田成美さんの

好演で思わず涙してしまいました。


　京都から帰って早や２０年が過ぎようとしています。振り返るとアットいう間の２０年

これから先の２０年あっという間に過ぎるのか！

２０年後は三国さんが演じてた８０歳の老人か！　　他人事ではない。

　それと重なりなんか身につまされるものがありました。

　しかし、これも無事に行ったときの話で、

これから先、人生何が起きるかわかりません。

　「　われらは行かん　心して　」　です。


　すると、娘からメールで　『　海老蔵　』　が出るよ！


　引き続き、チャンネルを切り替え、

『　團十郎・海老蔵　』　のパリ・オペラ座歌舞伎を見てしまいました。

２年前になりますか、京都の醍醐寺で金堂を舞台に　『　団十郎・海老蔵　』

の歌舞伎があり、　そのときの公演も　『　勧進帳　』　で、幸運にも

舞台より２列目の席で、お隣が舞妓さんという特等席で拝見した事があり、

その感動をもう一度というこで、つい見入ってしまいました。

フランス語での『　口上　』も面白かったです。

　　（たぶん、そうだろうと予想していました）

　醍醐寺の時は『　にらみ　』のところに『　声明　』とのコラボもあり、

（ミニ自慢…当院の息子崇正はその声明に出演させていただいたのですョ）

歌舞伎と声明のコラボも新しい試みで、面白かったです。

　昼間の忙しさと、夜は泣いたり感動したりの充実した一日に感謝！